概要
「正直者が馬鹿を見る」とは、ことわざの一つである。
悪賢い者や悪人がずるく立ち回って得をするのに反し、正直者や善人・お人好しはかえってひどい目に遭う。
世の中が乱れて、正しい事がなかなか通らないことをいう。正直者が損をする。
聖書及キリスト教では「正しい者の悩みは多い。しかし、主はそのすべてから彼を救い出される。」(詩篇34篇19節)とあり、似たような意味合いの言葉を使うこともある。ただ、これには横取りなどで正直者から成果を掠め取っても、いずれボロが出て報復される時が来るとの意味合いで使われる場合もある。
仏教では「因果応報」と言われるように、良い行いには良い結果が、悪い行いには悪い結果が返ってくるとされる。
一例
※:他にもご存知の方は加筆をお願いします。
関連タグ
正直太郎、テレパしい、ジャストホンネ:本記事の諺に当てはまるひみつ道具。
桃井タロウ:本記事の諺に当てはまるキャラクター。
憎まれっ子世に憚る:似た意味のことわざ。
勝てば官軍、負ければ賊軍:こちらも類似した意味で使われることがある。