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折神朱音

おりがみあかね

折神 朱音(おりがみ あかね)とは、テレビアニメ『刀使ノ巫女』の登場人物である。
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「ようこそ、若き刀使たち」


概要編集

CV:川澄綾子


折神家当主・折神紫の妹。紫が大荒魂に憑依されていることを知り、折神紫体制に対抗すべく「舞草」を組織して水面下で活動している。本来は折神家の祭事を司っている。


人物像編集

折神紫の支配に対抗する組織である舞草の中心人物。刀使として戦う力こそ持たないが、刀使と荒魂、そして「大災厄」に関する様々な秘密に通じている。大荒魂に憑依された紫の打倒という目的とともに、過去の折神家が推し進めたノロの一極集中体制から本来の分祀体制への移行を掲げている。

紫と同じく貴人として周囲に敬われているが、朱音本人はいたって柔和な物腰で20歳ほど年少の刀使たちにも丁寧に接する穏やかな性格の持ち主。折神家関係者に剣呑な態度をとる十条姫和からも敬称付きで呼ばれている。獅童真希からはその物腰とは裏腹に紫とはまた違った迫力を持っていると評されている。

折神家の娘として巫女の資質を受け継いでいるが、身体が弱かったため刀使にはならず祭事を受け持っていた。


舞草の同志で補佐役である真庭紗南とは、普段は上下のけじめを付けているが「あかねちゃん」「なーちゃん」と呼び合う友人でもある。

本編中、紫と会話する場面はさして多くないもののしばしば紫を心配する様子を見せており、本来は仲の良い姉妹であったことがうかがえる。


経歴編集

胎動編

姉の紫や後の伍箇伝学長たちと同じく刀使養成校である鎌府女学院(当時は鎌府中学校・高等学校)に通っていた20年前、「相模湾岸大災厄」に遭遇した。

戦う力を持たない朱音は負傷者の看護にあたりながら、大荒魂を討伐に向かった紫たち特務隊の無事を案じていた。


7年前、衛藤美奈都が亡くなった際の十条篝の自責の言葉をきっかけに大災厄の真相を調べ始め、紫と篝が行おうとした「鎮めの儀」を突き止めた。それは篝が自身の命を犠牲に大荒魂を封じるという非情の手段であった(実際には美奈都が介入したことで儀式は未遂になり、篝の命は助かったが2人とも寿命を大きく失った)。さらに、2年前のある日に尋常ならざる様子で自身の中の何者かと会話する紫を目撃し、姉の身体がタギツヒメに乗っ取られていることを確信した。そして同時期に紫の正体に疑念を抱いていたアメリカ人技術者リチャード・フリードマンの協力を得て舞草を結成し、紫の支配体制に対抗し始めた。その活動の一環として篝に出した協力要請の手紙が彼女の娘の目に触れ、単独での暗殺未遂事件を引き起こすことになるのは誤算であったが……。


紫への反乱者として逃亡していた衛藤可奈美十条姫和をはじめとする刀使たちを舞草の拠点に招き、大災厄の真相を伝えるとともに「紫の討伐は舞草が引き受ける」として彼女たちに戦いから退くよう勧めた。しかし真実を知った可奈美と姫和の決意はかえって固まり、結果的に2人を舞草に迎え入れることになった。

折神邸襲撃作戦の際は、自分の身が狙われるのを承知で折神家親衛隊や高津雪那らの目をひきつける囮としてマスコミに姿を晒し、大荒魂出現を予告する演説を行った。


波乱編

表向きにはノロの大量流出事件「特別危険廃棄物漏出問題」として処理された折神邸での一件後、一線を退いた紫に代わる局長代理として新体制の刀剣類管理局を率いることになった。

国会に証人喚問されるなど批判の矢面に立って事後処理に当たる一方、復活を企むタギツヒメからタキリヒメイチキシマヒメを守るべく秘密裏に活動する。

タギツヒメとの決戦後は正式に局長へ就任し、1年前の紫と同じ席で御前試合を見守った。


関連タグ編集

刀使ノ巫女

折神紫 鏡島江麻 相模雪那 新見紗南 伏見結月 藤原美奈都 柊篝

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