概要
タツマイリ村の外れにある古城・オソヘ城のお姫様。
泥棒親子のダスターとウエスの主君であるが、ダスターとは2章のオソヘ城で会うまで互いに面識はなかった。一人称は「オレ」な男勝りな少女で、これは育ての親が男でもなければ女でもないと呼ばれるマジプシーのイオニアの影響のため。
でも女の子らしい一面もいろいろあり、他のキャラクターの台詞からかなりの美少女である事が伺える。うっふん。
一方で自分がオソヘの姫である事を疑問視しており、「自分は本当は姫ではなく、誰にも愛されていないのではないか」というジレンマを心の奥に抱えている。
また彼女は仲間想いであり、第2章のラストでダスターを侮辱したブッチに対し激怒したり、ヨクバに虐げられたサルサを救出したりしている。
主人公よりも年上、オレ少女、赤髪、コスプレ等々、今までのMOTHERシリーズとは一線を画すヒロイン像で人気を呼んだ。
また綺麗好き(ちょっと潔癖症?)らしく、クラブ・チチブーでのとあるイベントで風呂に入るのを拒み続けると、ブチ切れる。
戦闘では強力なPSIと素手(乙女のビンタ)で戦う。物理攻撃は低いが、PSIによる攻撃と補助に適している。
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クマトラの真実
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実はクマトラはオソヘの姫ではなかった。確かにオソヘ城は存在するが、この王国は既に何で衰退したのか何で滅亡したのか今となってはわからないノーウェア島に存在した王国であった。
では何故クマトラがオソヘの姫として扱われているのかと言うと、これは彼女でさえも知らなかったタツマイリ村の人々の本当の正体にある。
実は現在のノーウェア島に住まう人々は「世界滅亡から逃れてノーウェア島に来た人達」であり、何らかの過ちを繰り返さぬように意図的な記憶の改竄によって昔からノーウェア島に住む住人として作られた記憶と役割を持って島の生活を営んできたからである。
人々が島に逃れてきた頃はクマトラはまだ赤ん坊であった。まだ物心が無かった為記憶の改竄はされていなかったが、「自分がオソヘの姫ではないのでは?」という心の奥底の疑問は間違ってはいなかったのである。