オットー・スーウェン

おっとーすーうぇん

『Re:ゼロから始める異世界生活』の登場人物。

人物像

灰色の髪をした行商人の青年。王選とは関わりのない一般人だったが、スバルと出会ったことで巻き込まれていき、人生が大きく変わっていくこととなる。

生まれながらに不運体質であり、何かと不幸な目に遭ったり、損な役回りになることが多い苦労人。作中では貴重なツッコミ役であり、いじられキャラ。

性格はリアリストで計算高いが、根は心優しく情に流されやすいところがある。平時はどこか抜けており、オーバーリアクション気味なためか、からかわれやすいタイプ。ヘタレな印象とは裏腹に、数々の不幸を乗り越えてきただけあって、意外と強かで頑固な一面もある。基本的に敬語で喋るが、素の口調は割とがさつ。

人類種以外の生き物と会話ができる「言霊の加護」の持ち主。素手でスバルに勝てる程度には強く、土属性の魔法を習得しており、戦闘もそれなりにこなす武闘派である。

第四章より、政務担当としてエミリア陣営に加わるレギュラーキャラ。

スバルによって陣営に引っ張り込まれ、不本意ながら役職につけられることになるが、章が進むにつれ陣営のメンバーと親交を深めていく。

内政官としての実務能力や交渉能力は高く、陣営を影で支えている、いぶし銀的存在。常識人ゆえに、奔放な他の面々に振り回されがちで、フォローや尻拭いに奔走したりと、相も変わらず苦労が絶えない。

スバルとは日常的に口喧嘩をしつつも、対等な友人関係を築いており、よき理解者となっている。