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グレイス・シグラーの編集履歴

2016-10-09 03:58:04 バージョン

グレイス・シグラー

ちくわ

ゲーム「魔法使いと黒猫のウィズ」に登場するキャラクター。

どこまでも、どこまでも飛んで行っちゃえ、私!


概要

ゲーム「魔法使いと黒猫のウィズ」に登場するキャラクター。

CV:上田麗奈(ザ・ゴールデン2016)


狭い王宮の暮らしに不満を抱く、好奇心旺盛なお姫様。

悠々たる大空を、どこまでも、どこまでも飛んでいきたいと夢見ており、両親である王と女王に嘆願している。

手にしている杖は風を取りこみ、その力を利用して、自由に大空を舞うことが出来る。


2014年10月15日からウィズセレクションとしてクリスタルガチャに初登場。

アンサースキルとスペシャルスキルが共に回復に特化しており、特にスペシャルスキルは状態異常を回復できるので、厄介なスキルを敵が多用する高難易度クエストでも使い勝手が非常に良く、デッキに必ず入れるプレイヤーが多い。2016年02月17日にレジェンド進化を果たした。


2015年6月から開催された「マジカルグリコグランプリ」では、51位(12,510票)。


2016年3月に行われた「第3回黒ウィズ精霊グランプリ」では、<女性部門>で38位(876,674票)。


2016年4月28日~5月13日の間、「ザ・ゴールデン2016」限定精霊としてガチャから登場した。


ウィズプレイヤーの間での愛称は「ちくわ」なのだが、その理由は後述する。



バックストーリー

ウィズセレクション版

全ての大地が海底に沈んだ異界。


その異界の、とある王国の姫君グレイスは

鬱屈した気持ちを抱えていた。


グレイスの好奇心の強さや自由を愛する精神にとって、

王宮の因習や規律は堅苦しいものだった。

彼女は両親——つまり、この国の王と王妃——への三百四十二回目の嘆願を行った。

しかし、ただの嘆願なら彼女もこれほどの数をこなす必要はなかったのだ。


「お父様、お母様。私にとって、この王宮は狭すぎます。狭すぎるのです」

「なんと! この浮遊島をまるまる一つ使い、作り上げた王宮が

 狭いとグレイスは感じるのだな。これはいかん!

 さっそくグレイス専用の宮殿を作らせるよう手配せねばなるまい」

「あなた、それではこの子を甘やかしすぎですわ。

 グレイス、私はあなたをなんでも欲しがる、

 そんなはしたない子に育てた覚えはありませんよ。

 とんだ欲しがり屋さんに成長してしまいましたわね」


「お父様、お母様、違います! 言葉が足りず、申し訳ありません。

 狭いと言うのは、気持ちとか気分の問題です。

 その、なんていうか、もっと私は自由になりたいのです。

 私の自由を愛する心にとっては、この王宮はまるで鳥籠です。

 そう、私は籠の中に囚われた鳥なのです」

「ははは。グレイスよ、何を言っているのだ。お前は私と妃の子だ。

 まごうことなく我らの子である。鳥の血など一滴も入っておらんぞ」

「……入っているかもしれませんわよ」

「なッ! ……に」

「冗談ですわ」

「……妃よ。いまちょっと国の根幹が揺らいだぞ」


「お父様、お母様。いまのも比喩的な表現です。気持ちとか気分の問題です。

 真に受けないでください。というか真面目に私の話を聞いて下さい」

「真面目に聞いているぞ、グレイスよ」

「真面目に聞いているわ、グレイス」

「とてもそうは見えません!」


——もう我慢できない!


グレイスの三百四十三回目の嘆願は行われることはなかった。


三百四十二回目が終わった後、

グレイス・シグラーは自室のベランダから飛び降りた。


といっても死のうと思ったのではない。

全ての大地を呑み込んだ海へと吸い込まれていったその華奢な体は、

水面で突如として重力に別れを告げ、くるりと回転し、

しぶきをあげて舞い上がった。


彼女の手にしている杖は風を取りこみ、操ることが出来る。

その力を利用して、彼女は自由に大空を舞うことが出来るのだ。

そして彼女はこの悠々たる大空を、どこまでも、どこまでも

飛んでいきたいと夢見ていた。


「すごい! すごい! やっぱり私は王宮でジッとしているなんて性に合わない。

 このまま、どこまでも、どこまでも飛んで行っちゃえ、私!」


彼女はこの逃避行によって世界には果てがないことを知った。

なぜなら彼女は三時間後、一つながりの空を一周して、

自分の部屋に帰ってきてしまったからだ。


「よく帰った、グレイス」

「お帰り、グレイス。丁度、晩餐の時間よ」


——私には、この世界は狭すぎる!!



ステータス

ウィズセレクション版

  • 最終進化:L 不縛なる麗翼 グレイス・シグラー
  • 属性:火
  • 種族:術士
  • コスト:42
  • 最大HP:3723
  • 最大攻撃力:3455
  • アンサースキル:雲ひとつない空へ

火属性の味方のHPを回復(13%→16%:レジェンドモード時)

  • スペシャルスキル:痛いの痛いの吹っ飛んじゃえ!

<状態異常回復>味方全体のHPを回復し(50%)、状態異常を回復する

→味方全体のHPを完全回復し、状態異常を回復する:レジェンドモード時)


2016GWガチャ版


  • 最終進化:L 碧天の翼姫 グレイス・シグラー
  • 属性:火
  • 種族:術士
  • コスト:47
  • 最大HP:6003
  • 最大攻撃力:2867
  • アンサースキル:プリンセスと重力の不思議な法則

火属性の味方を回復し(7%)、攻撃力もアップ(30%→60%:レジェンドモード時)

  • スペシャルスキル:ジェットセットの優雅な嗜み

<精霊強化>4ターンの間、味方の攻撃力をアップし、ダメージを軽減(100%、10%)

◆発動中行動不可

→<精霊強化>4ターンの間、味方の攻撃力をアップし、ダメージを軽減。5チェインを消費しさらに効果値アップ(100%/200%、10%/20%)

◆発動中行動不可:レジェンドモード時





ちくわ


魚肉練り製品の「ちくわ」についてはこちらを参照。→ちくわ


2016GW版のストーリークエストでは、「ちくわ」がグレイスの国の名物となった、というくだりで物語が閉じられている。


スペシャルスキル「精霊強化」を初実装された精霊がグレイスなのだが、当初の「精霊強化」は行動不能になるリスクに対してスキルのリターンが釣り合っておらず、

更に初期に登場した限定の精霊強化持ちの精霊の多くがファストスキルを持たず、レジェンドモードへの突入も遅く、実戦の期待値がどうしても低くなっていた。


GWグレイスは精霊強化の使えなさもさることながら、アンサースキルの性能もイベントで入手できる所謂「配布精霊」より劣り、評価されるのは潜在能力だけ、という惨状であった。

GWガチャでは「スモモ」「ルフ&ラト」などがアタリとされ、同じ限定とは思えないほどの性能差があることが注目された。

他のGW限定も概ねアタリとされ、彼女が唯一のハズレと言われるほどの状態なのが更に追い打ちとなり、その地位を最底辺まで貶めてしまった。


それでも潜在能力の優秀さで助っ人として使用するプレイヤーもいたが、

8月中旬に八百万Zガチャにてグレイスと同じレベルの優秀な潜在能力を持ちながら、高性能な精霊「あいむ神んぐ YAOYORO Z」が登場し、唯一のアドバンテージを失う。

更に八百万魔導杯の累計報酬でグレイスよりも強力な精霊強化を発動できる精霊「マドロック」が登場した。


結果、「GWグレイス」=「ちくわ」は『精霊強化の失敗例』、『外れ限定の代名詞』としての意味で使用されるようになってしまったのである。

現状においては、「精霊強化」の駄目さ加減からくる否定的なニュアンス及び致命的な外れ限定を揶揄する言葉として用いられているようになっている。



関連タグ

魔法使いと黒猫のウィズ ちくわ

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