ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

音階の編集履歴

2016-10-29 10:16:04 バージョン

音階

おんかい

音を高低の順番にならべたもの。

音階とは、音を高低の順番で基準の音から上に高くしたり、下に低くしたりして順番にならべたものである。


なお、音階とスケールは同じものである。


平均律と純正律

音階には平均律と純正律がある。

平均律は1オクターブを12個に等比分割したもの。ドの周波数を約1.059倍するとド#になり、ド#を1.059倍するとレになり、レを1.059倍するとレ#になり……という仕組みになっている。周波数を2倍にするとちょうど1オクターブ上の音になる。約1.059という数値は2の1/12乗で求められ、12回かけると2倍になる数値という意味。

純正律は各音の響きがよくなるように音の高さを調節したもの。レはドの周波数を9/8倍、ミはドの5/4倍、ファはドの4/3倍、ソは3/2倍、ラは5/3倍、シは15/8倍したものとなっている。♯は元の音を16/15倍、♭は15/16倍にする。

平均律ではレ#とミ♭が同じ音になるが、純正律では異なる音になる。

純正律は和音の響きが良い、平均律は移調転調がしやすいというメリットがある。


西洋音階

西洋音階ではミとファ、シとドの間隔が半音1つ分になっている。(その他は半音2つ分)

西洋音階には長調短調があり、短調には自然的短音階・和声的短音階・旋律的短音階がある。

長調はドレミファソラシ、自然的短音階はラシドレミファソの順番になっている。

和声的短音階はソを半音下げたもの。

旋律的短音階は和声的短音階のファを半音下げたもの。ただし下行形は自然的短音階と同じ。


民族音階

※本来は西洋音階で表すことができない場合もあるため、近い音に当てはめています。

※同じ名前の音階でも地域や時代によって異なる場合があり、ここに挙げているのはあくまでも一例です。

東洋

  • 陰音階 ド レ♭ ファ ソ ラ♭ 上行形ではラ♭がラ♯になる。
  • 陽音階 ド レ ファ ソ ラ♭ 上行形ではラ♭がラ♯になる。
  • 律音階 ド レ ファ ソ ラ
  • 呂音階 ド レ ミ ソ ラ
  • 琉球音階 ド ミ ファ ソ シ

西洋の民族音階

  • スコットランド音階 ド レ ミ ソ ラ

インドネシア

  • ぺログ ド レ♭ ミ♭ ソ ラ♭
  • スレンドロ ド レ ミ ソ ラ

その他

その他の音階にはインド音階・アラブ音階などがある。ただし一口にアラブ音階といっても様々な種類がある(インド音階も同様)ため、ここではその一部を掲載する。

  • インド音階 ド レ♭ ミ♭ ファ♯ ソ ラ♭ シ
  • アラブ音階 ド レ♭ ミ ファ ソ ラ♭ シ
  • ジプシー音階 ド レ ミ♭ ファ♯ ソ ラ♭ シ

関連タグ

ドレミ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました