誘導分岐
- とびだせどうぶつの森に登場する鹿のキャラクター。→ドレミ(どうぶつの森)
- おジャ魔女どれみの主人公。→春風どれみまたはどれみ
- 近畿日本鉄道生駒鋼索線(山上線)コ15形。「ドレミ」の愛称を持つ。
他にも、音楽関連をモチーフにしたキャラクターやものの名前に使われる。
概要
詳しく言うと、この「ドレミ」から続く音の名前は階名と言い、同じ音でも調によって階名は異なる。例えば「ハ長調のド」の音名はCだが、「ト長調のド」の音名はGである。このような方式を移動ドと呼ぶ。「CDEFGAB」や「ハニホヘトイロ」は音名。
ただし固定ドという概念も存在し、この概念のもとではハ長調での階名を音名と同等に扱う。一般的には固定ドが使われるが、音楽の世界では移動ド方式が使われることが少なくないので注意が必要。
- 【『サウンド・オブ・ミュージック』日本語吹替版 「ドレミの歌」/平原綾香】
ドレミの由来
11世紀のイタリアでグイド・ダレッツォという人が「バプテスマのヨハネ賛歌」または「聖ヨハネの夕べの祈り」のラテン語の歌詞
Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famuli tuorum
Solve polluti
Labii reatum
Sancte Iohannes
この各節が1音ずつ高くなっていることに目を付け、頭文字を取って「ウト、レ、ミ、ファ、ソル、ラ」と名付けた。が、当時は7音あったのに6階しか名付けなかったため使う音域によって読み替えをする必要があった。
後にUtが発音しにくいため「Dominus(支配者、主)」の「ド」へと変わり、最後の7音目は「Sancte Iohannes(聖ヨハネ)」の頭文字を取って「シ」となり、現在よく知られる「ドレミファソラシド」が完成する。