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インバータの編集履歴

2011-01-24 18:33:53 バージョン

インバータ

  1. 直流を交流に変換する回路。本項ではこれについて説明する。
  2. 論理回路において入力を反転した出力をする演算要素。NOTゲートともいう

概要

一般的に半導体素子と受動素子を組み合わせて構成され、電力変換やモーター制御に用いられる。鉄道車両用が

有名だが、蛍光灯エアコンの室外機など家電製品でも用いられており、また電源周波数の違う地域の境に

ある周波数変換施設でも用いられている。

インバータは回路の構造上、電源は直流のみであるため交流電化区間を走るインバータ制御車や電源が交流で

ある家電製品、電力変換施設ではコンバータ回路で交流から直流に変換しその後、インバータで交流に

変換する。

インバータを使用する回路の一般的な流れ

直流電化区間のVVVF車

架線(直流)→インバータ(三相交流に変換)→三相モーター

 ※回生ブレーキ時はインバータがコンバータとして動作する。

交流電化区間のVVVF車

架線(単相交流)→変圧器コンバータ(直流に変換)→インバータ(三相交流に変換)→三相モーター

 ※回生ブレーキ時はインバータがコンバータとして動作し、コンバータはインバータとして動作させる。

電気式ディーゼル鉄道車両

ディーゼル発電機(三相交流)→コンバータ(直流に変換)→インバータ(三相交流に変換)→三相モーター

 ※発電ブレーキ時は三相モーターから回生された電力を抵抗器で熱として消費する。

家電(モーター駆動)

コンセント(単相交流)→コンバータ(直流に変換)→インバータ(三相交流に変換)→三相モーター

家電(上記以外)

コンセント(単相交流)→コンバータ(直流に変換)→インバータ(単相交流に変換)→負荷

周波数変換施設

送電線(三相交流)→コンバータ(直流に変換)→インバータ(三相交流に変換)→送電線

関連タグ

VVVF シーメンス

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