宮内ひかげ
みやうちひかげ
人物像
学校の関係で普段は東京でルームシェアをしており主に帰省時のみ登場するが、帰省する度に自業自得やとばっちりで不憫な目に遭ってしまう。
髪は黒髪のサイドテールだが、散髪したためセミロングからセミショートになっている。妹と同じく半目キャラ。身長はやや低め。
それぞれ別ベクトルでマイペースな面の強い姉と妹に比べると言動は年相応といったところ。むしろ周囲に振り回されがちなツッコミ役。ただし基本的な性格は姉や妹と共有している(下記参照)。
帰省時は都会風をふかしまくるがそんな「都会暮らしエピソード」は微妙なものが多い。度々東京自慢をしているが、蛍の存在によりドツボにはまることが多い。小鞠からは「根っからの田舎っ子」扱いされている。
イタズラ好きで夏海とよく似た性格だが、さすがに高校生なので夏海よりは大人っぽい。 しかしれんげからは舐められてしまっている。
普段の言動からは想像できないが、意外なことに日頃から勉強をしているらしく、特に数学が得意。たとえ無勉強でも知っている問題であれば高校のテストで好成績を取れるほどである。曲りなりにも教師の姉と、驚異的な演算能力を持つ妹がいるだけはある。
れんげや越谷姉妹からは「ひか姉」、春風からは「ひかちゃん」と呼ばれている。
姉や妹のようにのんのんなまりで話すことはないが、後述するように激しく動揺すると訛りが出てきてしまうことがある。
『こあくまメレンゲ』のひかげ
原作者の別作品『こあくまメレンゲ』にも主人公の友達として登場。キャラクター紹介では3番目(人間では2番目)という主役級の扱い。
この頃はまだ髪が長く(『のんのん』初登場時の髪型)、特に田舎っぽさも発揮しない。
友人の久遠春風とルームシェアをして暮らしている。ひたすらマイペースで家事は春風に任せっきりであり、その傍らで漫画を読んだりテレビゲームをしているため、居候のルーチェにすら呆れられている。
ガールズトークには毛ほども興味がなく、春風とルーチェが髪留めの話に花を咲かせていてもまったく参加せずに親父ギャグを考えるほどだが、話を聞き流しているわけではない。
妹の世話を散々してきたために子供の相手には食傷気味でルーチェに対する扱いもかなりぞんざい。
ピコにはルーチェいじりで意気投合したこともあって「人間にしては見所がある」と気に入られており、うっかり魔王軍に加わえられそうになったことも。エピローグもほぼこの二人の会話である。
数学が得意という設定の片鱗か、10進数と16進数の置き換え問題をものの数秒で答えてしまう。
恥ずかしがったり緊張したりすると本や鞄で顔を隠す癖がある。
こちらでも訛っていないが、『のんのん』2巻に掲載された番外編では天使ルーチェの暴挙を前にしてさすがに訛らざるをえなかった。