概要
電撃G'sマガジンの付録小冊子「DENGEKI G's NOVEL」で発表されている、声優業界を舞台にしたライトノベル作品。著者は渡航。イラスト・挿絵はQP:flapperが担当している。またコミカライズが電撃G'sコミックで連載中。テレビアニメが2016年秋アニメとして放送。
先にアニメ化された「それが声優!」と比べると、まず主人公を含め声優全員がひねくれ者ばかりが特徴で、マネージャーである主人公の兄以外に良心的な人物がいない状態である。
作者は「オーディションの際、声優の皆さんにこの作品のキャラクターは全員クズであることを前提に演じてくださいと伝えました。結果、選りすぐりのクズが集まりました」と説明している。
登場人物
※斜体文字はコミックウォーカーの紹介ページからの引用です。あらかじめお含み置き下さい。
CV：千本木彩花
見た目はかわいいが性格はクズな新人声優。調子に乗りやすく凹みやすい。
CV：本渡楓
千歳とは声優養成所で同期だった友人。天然のあざとさが一部から嫌われている。なかなか立派なものをお持ち。
CV：石川由依
千歳の所属する事務所の先輩。仕事があまり舞い込まない、つまり売れないのでアルバイトを掛け持ちしている。
CV：鈴木絵理
アイドル声優ミュージシャンとして活躍する高校生。両親が業界の大物なこともあり、性格は生意気。
CV：大西沙織
役者へのあこがれが強い意識高い系声優。売れっ子だが、ラノベアニメや役者以外の仕事をやらされることに不満を感じている。
CV：梅原裕一郎
千歳の兄でありマネージャー。仕事を舐めきった妹の態度に頭痛が絶えない。かつては声優だったが、挫折してしまい裏方に回った、と言う過去がある。
CV：中井和哉
「九龍覇王と千年皇女」（通称クースレ）のプロデューサー。軽薄･適当･いい加減と三拍子揃ってしまった救いようのない人物。名は体を表すとはこの事か。
CV：堀内賢雄
千歳、八重、京が所属する声優事務所･ナンバーワンプロデュースのボス。良くも悪くも（と言うよりはどちらかというと悪い意味で）豪快。
なお、中の人は、ガチで声優事務所の社長。