解説
創設年 | 1965年 |
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加盟年 | 2012年 |
ホームスタジアム | 松本平広域公園総合球技場(アルウィン) |
クラブカラー | 緑 |
マスコット | ガンズくん |
1965年に創設。Jリーグで初のカタカナ・アルファベットでないチーム表記であるが、これは創設当時選手の行きつけであった喫茶店に由来する(現在は閉店)。
2014年シーズンに自動昇格圏内の2位となりJ1昇格を果たした。
そのJ1初昇格以前から、周辺商圏も大きくないにも関わらず多くの観客を集める人気クラブで、J1初参戦の2015年はホーム戦完売続出、アウェイにも多くのサポーターを送り込んだ。戦力がJ1の各チームに比べ劣っていたが持ち前の粘り強さで多くの強豪チームと一歩も引かない熱戦を繰り広げ第33節アウェイヴィッセル神戸戦まで残留の可能性を残していたがその試合を落としてしまいJ2降格。
2016年はJ1昇格最候補としてJ2を戦う
2016年の松本山雅
2016年は引き続き反町監督が指揮を執りしっかりとJ1自動昇格圏の2位をキープし昇格は確実と思われた、がJ2は毎年秋口にかけて狂ったかのように白星を吐き出すチームが現れる。
という訳で小林伸二監督率いる清水エスパルスが最終節の直前の試合で勝利し8連勝という記録を出し、しかも松本は10月8日、よりにもよって松本ユースに所属の18歳の少年が強姦事件をやらかした上、その発表が遅れなんと、最終節直前の11月16日にメディアにすっぱ抜かれるあってはならない失態を犯してしまう。
そして迎えた最終節。松本は横浜FCを3-2で下すものの、勝ち点で並び、得失点差で大差をつけたエスパルスが徳島ヴォルティスに勝利。松本は大逆転で3位となってしまい、プレーオフで昇格を狙うのだけれども、6位のファジアーノ岡山とのプレーオフ初戦、1-1で迎えた後半47分に岡山の赤嶺選手に決められ松本山雅の2016年の戦いは幕を閉じる。
昇格を逃した原因
どう考えてもユースの選手であろうが犯罪を犯せばそりゃ選手やサポーターの士気は落ちる、しかも発表が遅れたとなれば...ね。
そして、被害女性のことを思えばこのまま昇格してもチームに対する非難は避けられない、J2残留もある意味仕方がない。
なお信濃毎日新聞が11月4日に「松本山雅J1昇格特別記念セット」の販売を公表した件については盛大なフラグ、Vやねんを連想した人も多いはずである。
マスコット
ガンズくん。長野県鳥のライチョウである。
スタジアム
松本平広域公園総合球技場、通称アルウィン。信州まつもと空港の隣接地にあるため、広々としている公園であるものの高さ制限が厳しく、ピッチは掘り下げて建設された。
近隣に駅はなくバスを利用。山雅の場合松本駅からかなり距離があるにもかかわらずシャトルバスが無料である。
自動車利用では、公園内の近くの駐車場は有料となるが、離れたところに無料駐車場があるうえ、そこからのシャトルバスも無料で利用できる。