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ツキノワグマの編集履歴

2016-12-07 13:39:26 バージョン

ツキノワグマ

つきのわぐま

クマの一種

概要

の一種。東アジアから西アジアにかけて(日本では本州と四国の山地。九州では絶滅)に棲息する。

漢字表記は「月輪熊」。喉の辺りに三日月形の白い斑紋がある事から名付けられた。


雑食性の種類が多い熊の中でも食餌の植物への依存が高い種で、特にドングリや果実などを好んで食べる。農作物や樹皮を食害する事もあり、人を襲う事もある危険な動物である(ヒグマに比べ気が荒くないイメージがあるが、人身事故はしばしば発生しており、中には死亡事故となる場合もある。ヒグマより体が小さいため抵抗すれば致命傷になりづらいだけである)。


肉や毛皮、内臓(胆嚢が「熊の胆」と呼ばれる漢方薬の材料になる)目当ての狩猟で、世界的に数が減っている。日本では、地域によっては(特に四国)絶滅の危機にあるにも関わらず、元から生息密度が低いせいで厳密な頭数がよく分かっておらず、人間の生活圏への出没も近年増えており、駆除(生死を問わず)を行う上での問題となっている。


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