「どうしてお互いの欠点探して傷つけ合ってばっかいるんだよ
百の罵声あびせるよりも好きなもん一つ胸張って言える方がずっとカッコいいだろ」
「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!」
概要
『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画『ツギハギ漂流作家』の主人公・吉備真備が犬が嫌いか猫が嫌いかで本気で殺し合いをしている村人たちに向かって放った台詞。
……なのだが、主人公の容姿が漫画『ONEPIECE』の主人公モンキー・D・ルフィに似ていたことからコラ画像やAAが作られ、それが広まり原作の知名度の低さと相まってルフィの台詞と勘違いする人達が増えていった。
(実際はそこまで容姿は似ていないが、言い放ったコマの部分だけ切り取ると非常によく似ている。)
それだけならまだいいのだが、ゲーム『Jスターズビクトリーバーサス』のギャラリーモードでルフィの台詞として収録されてしまうという事態が起こってしまった。
公式が間違えたのか、ネットスラングを逆輸入したのかどうかは不明だが、3ヶ月後のアップデートで即刻削除された。
またライトノベル『のうりん』にも同様の台詞が登場する。
ちなみに、何が嫌いかを語りたがるネガティブな言動というのは基本的に精神的に不安定な状態から来ているのが一般的だが、何が嫌いかでしか自分を語れない病気というものも存在する。この手の患者は上記説得は一切通用しないので注意。