死がふたりを分断つまで
ぶりゅんひるでろまんしあ
ランサー(フラグメンツ)の宝具。
好き。嫌い。好き。嫌い。好き。好き。好き、好き、好き……『死がふたりを分断つまで』!
概要
- ランク:B
- 種別:対人宝具
- レンジ:2~40
- 最大補足:1人
大盾と見紛うほどの巨刃が付いた魔銀(ミスリル)の大槍。彼女の心に燃える「愛」が高まるほどに槍の性能が強化され、重量とサイズが増大すると言う特性を持つ。セイバーとの初戦時でも100kgを超える重量を持つ。
なお、彼女はその超重量の得物を片手で軽々と振り回し、まるで不可視の指先で引き裂いているかのような五連撃を繰り出せる。
更に『蒼銀のフラグメンツ』劇中では、彼女のマスター・ナイジェル・セイワードが調合した「精神を操作する霊薬」を令呪で強制的に服用させられた結果、狂気とも言える愛の発露に伴ってサイズは4m・重量は3トンにまで達した。威力も大きく向上しており、少しかすっただけでビルを破壊しかけ、指と手首の動きで槍を回すだけで空間を切り裂き真空を発生させている。
しかもこれに飽き足らず、上記の状態でランサーが強い愛情を抱く直接の相手を攻撃対象とした場合にはこれ以上に威力が跳ね上がると言うのだから始末が悪い。重量は数百倍、原子分解攻撃にも等しい破壊力を発揮可能と言うトンデモ性能の兵器に成り果てた。
究極にまで愛が深まれば神すらも殺し得る一撃必殺の力になると言うが、反対に彼女が嫌っている相手には威力が減衰すると言う致命的な弱点があり、本人が規格外の能力を持っているとは言え、沙条愛歌には指一本で止められてしまった。
また、彼女を組み込んだハイサーヴァント・パッションリップもこの宝具を持っている。
こちらは槍ではなくカギ爪をロケットパンチの如く飛ばして攻撃する。