概要
CV:村上裕哉
駐屯兵団所属の精鋭部隊の班長。身長188cm、体重82kg。
本編ではイアンのみだったが、アニメ版でフルネームが判明する。
トロスト区の壁外への門が超大型巨人に破壊された際、住民を避難させる後衛部の班長を務める。その際、実力を高く評価していたミカサを指名して後衛部へ配属させる。
冷静沈着かつ寛容な人物あり、巨人から出て来たエレンを包囲した時に、排除しようとするキッツら駐屯兵団達とは違いあまり積極的には進言していない。
トロスト区奪還戦が開始した際、エレンを護衛する精鋭部隊の班長を務め、リコ、ミタビら兵士達とともにエレンを扉を封鎖するための大岩まで連れて行くが、エレンが暴走してミカサを襲い、そして自爆して動かなくなる。
これで作戦が失敗と判断した班員達がエレンを置いて撤退しようとしたが、彼はエレンを回収することを命令する。リコ達から反対されるが、巨人から勝つための方法が他に無く、わずかな可能性のためにも「命を投げ打って健気に尽くすことだ」と説得し接近する巨人達からエレンを守る。そして、エレンが復活し大岩を運び出した際、ミタビの班が捨て身の囮になって巨人達を引き離しているのを見て自分達も続いて囮になり、そして巨人に頭部以外を丸ごと捕食され戦死する。これにより、エレンは門を封鎖することに成功し、人類の初勝利に貢献。最前線に決して望んで進み出たわけではないが、自身すら省みない判断は苛烈ではあったが適切な判断であった。そして、人として思いやりをもった最前線の指揮官として職務を全うした。
アニメ版では戦死までの過程が新たに描かれており、巨人に捕食されそうになった部下を助けて巨人に喰われたことが判明。その兵士としての勇敢な姿に感銘を受けた視聴者も多く、放送終了後ネット上では彼の死を悼む声が多数上がった。
尚、巨人に捕食される直前、それを目撃したミカサとアルミンに向かって何かを叫んでいるかのような描写があったが彼が最期に一体何を伝えたかったのは明かされておらず、ファンの間では「走れ」や「生きろ」など様々な考察がされている。
アルミンが「何かを変えることのできる人間」として連想した4人のうちの1人。