概要
ランキングはハスラーワンに次ぐ2位で、強化人間への転換手術を受けている。
ヴァルキュリアCの肩に担がれたスラッグガンはプレイヤーが入手できる市販品とはパラメータが異なる専用品であり、マシンガンの如き連射速度で散弾を乱射する恐ろしいもので『鬼スラッグ』『チートスラッグ』などと呼ばれる。なんの予告もなく登場し、一度食らうと衝撃で固められ身動きが出来ないまま自機のAPが削られるスラッグを連射することから、ゲーム開始直後の『レイヴン試験』と並び多くのレイヴンにとってトラウマとなった。
なお登場するミッション『市街地襲撃』はアーマード・コア初のAC対ACの戦い戦でもあるが、ミッションには制限時間があるため、相手をせず時間切れまで逃げ回ることも可能。
没設定として黒髪ロングの女性としての設定画が設定資料集に掲載されているが、あくまで「没設定」なのでゲーム中では彼女自身についての言及はない。
後に『アーマード・コア ネクサス』のレボリューションディスクにも初代『アーマード・コア』のミッションを再現したシナリオ「市街地襲撃」で再登場。
愛機・ヴァルキュリアCのスラッグガンは連射性こそ落ちているものの衝撃力の高さは健在で、被弾時の熱量も非常に高い為、接近戦を挑むのは自殺行為に等しい。
「警備システム攻撃」では追尾爆弾迎撃の最中に援軍として現れるが、しばらくするとこちらに攻撃を仕掛けてくる。
前述のスラッグガンこそ装備していないが、スナイパーライフルの威力はやはり通常のものよりも威力が高められており、こちらが足場が悪い場所での戦いを強いられているのを嘲笑うかのように空中を浮遊しながらスナイパーライフルによる強力な一撃を的確に叩き込んでくる。
初代『アーマード・コア』では無言だった彼女だが、このミッションで初めて口を開くようになる(それでも発する言葉自体少ないが)。