若松駿太
わかまつしゅんた
若松駿太は中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手。
経歴
右投げ右打ち。
投手、背番号「61」。
野球は小学校4年から始めたが高校時代に甲子園出場はなく全国的に無名の隠し玉だった。
2012年のプロ野球ドラフト会議で、中日ドラゴンズから7位指名を受ける。
その際、プロ球団からの調査書は中日以外になく、担当スカウトのみが興味を示していた。
(その時の担当スカウトは2014年に急性白血病で57歳という若さで亡くなった。)
1年目は二軍で20試合43回を投げ、3勝2敗防御率3.98の成績。
2年目に一軍入りし初登板、初先発するが成績が残せず。
2015年6月2日、ナゴヤドームで行われた埼玉西武ライオンズ戦に先発し、6回無失点と好投、先発登板5試合目で念願のプロ初勝利を挙げた。以後安定した成績で最終的には規定投球回にこそ達しなかったもののチームメートの大野雄大に続く二ケタ勝利(10勝4敗)を挙げた。しかし新人王は新人最多セーブ(37S)をマークしたDeNAの山﨑康晃が獲得した。
特徴
オーバースローからスピードはプロとしては決して速くはない最速143km/hのストレートと、プロに入ってから取得したチェンジアップ、緩いカーブ・スライダー・フォークを操り、打たせてとるスタイル。