ブリング・スタビティは、機動戦士ガンダム00に登場する、イノベイター(イノベイド)の一人である。
人物像
塩基配列パターン0666タイプの遺伝子を持つイノベイド。リヴァイヴの次にアロウズに配属され、ガラッゾに搭乗してプトレマイオス2を急襲した。極めて寡黙で、仲間のイノベイドとさえも最低限の会話しか行なわない。一方で、イノベイターとして強い誇りと同胞意識を持っており、計画に逆らうティエリアに対しては、イノベイターとしての使命を果たすよう激しい感情をあらわにして訴えている。
最期
メメントモリ攻略戦後、地上に不時着したプトレマイオス2をリヴァイヴのガデッサとともに襲撃した。セラヴィーと交戦し、高い近接戦闘能力で圧倒したが、トランザムを行なったセラヴィーによって拘束され、分離したセラフィムの砲撃を受けて戦死した。イノベイドとしては最初の戦死者となり、その死はイノベイターの優越を絶対視していたリヴァイヴに大きな衝撃を与えた。
伊野部家退場者第1号。最後の言葉は『撃つというのか同胞をォーーッ!!』
外伝での活躍
『00F』ではブラックプルトーネに搭乗し、フォン・スパークの隕石落しに協力している。ヒクサー・フェルミの搭乗するガンダムサダルスードTYPE-Fと交戦したが撃破され、コアファイターで脱出した。その後、月面で再びブラックプルトーネに搭乗し、フォンと交戦するが敗北する。
その他
口数が少なく、退場もとても早かったせいかブリング個人の印象は強くないが、最終決戦で同型の量産型イノベイド兵がそれこそ雲霞のごとく大量に出現して視聴者を驚かせた。
外伝でもたくさん登場してたくさん殺されている。体のいいモブ要員。