城としての概要
築城年・主は不明。山の全てを要塞化したという山城であり、毛利輝元が広島城へ移るまで居城として使っていた。有名な戦いは1540年から1541年まで起こった「吉田郡山城の戦い(郡山合戦)」。
江戸時代の一国一城令によって取り壊しとなる。が、吉田郡山城の場合はさらに後の島原の乱の後は、跡地を利用されることを恐れた幕府によって残っていた石垣や堀すらも破却された。
擬人化キャラクターとしての概要
城を擬人化したゲームにおいて、現在は御城プロジェクト:REや城姫クエストで実装されている。本項目は御城プロジェクト:REのものを解説する。
御城プロジェクト:REの吉田郡山城
イベントで入手可能な☆5レアリティの山城。兵種は弓。
山城属性は後方の戦力不足が著しく、同属性では貴重な後衛キャラクターの一人となっている。
キャラクター的には清楚な巨乳キャラクターと、いかにもおしとやかなキャラクターであり、戦闘面では頭脳派らしい頼もしくも知性を感じるセリフが多い。
ここまでなら普通の城娘なのだが……。
イベントなどの会話シーンでは、城主が尽く幼女と縁のある城だったためか、本人曰く「幼い城娘さん」が好き。つまり清楚な見た目に反してロリコンキャラという属性が付属されている。
そのロリコンっぷりは群を抜いて凄まじく、城プロでロリコンと言えば100人が100人吉田郡山城と即答するほどの認知度を得ている。
イベントキャラは期間限定入手なため、必ずしもユーザー全員に行き届くタイプのキャラではないが、何故か大半のプレイヤーがそのキャラを知っているというほど、インパクトありまくりのキャラ付けとなっているのである。
名前が長いため、戦術を語る際に吉田郡山城というフルネームではなく「ロリコンをここに置いて……」などと片付けられてしまうことすらある。
ストライクゾーンは広いようで狭い。とにかく「本人の心が震えたらそれは幼い城娘」なのだという。イベントに登場する度に暴走するため、これからもプレイヤーには忘れられないキャラになると思われる。ゲーム中では桜尾城と亀居城との縁が深い。亀居城は特に見た目が幼いため、しばしば吉田郡山城の餌食になっているようである。
…なおこのロリコン設定。ちゃんと理由があり、城主の毛利元就が側室を迎える際、相手が幼女であった事に由来する。ただ、彼がロリコンであったというわけではなく、元々愛妻家だったが妻に先立たれ側室を迎えざるを得ない状況に立たされた際に、その側室候補が幼女しかいなかった事、その幼女が彼のお眼鏡に適う面白い娘だった事は彼の名誉のために補足しておく。
性能
鳥取城や岡豊城と同じ山城の弓。毛利元就の三本の矢の逸話通りに、計略で「対象を3体同時に攻撃可能」になるというものを持つ。しかし、攻撃が30%と大幅ダウンするため、特技で「敵の防御を20%低下」を活かさないと雀の涙にしかならない。
しかも自分のみが対象のため、他の城娘に同じ事はできないことに注意。だいたいが紙耐久かつ大量に一気にやってくることの多い飛行形兜を殲滅する際は非常に有能。余裕ぶって飛んできた雑魚を謀りにかけてやろう。
無理に計略を使わなくとも、地形の恩恵が受けられる山のマップでは雑魚削りは勿論、低防御高耐久といった相手を潰すのには十分有効。
後に大将兜討伐戦でご褒美として出てきた「元就の誅弓」とは悲しいことに相性が悪い。
3体同時攻撃に攻撃速度低下のため、彼女を計略を殺し、しかも殲滅力を下げると散々。彼女に付ける弓は破壊力よりも速度上昇や範囲強化ができる弓がいいだろう。