映画イレイザーの終盤に登場する、主人公ジョン・クルーガーの協力者。
元マフィアのジョニーの従兄弟であるトニー率いる組合員たちは、自分たちが牛耳るボルチモア港でよそ者が勝手に荷物の積み込みを行っていることに激怒。ジョニーの口利きと利害の一致により、クルーガーの協力者となった。
…で、ここまでならばアクション映画にありがちな「単なる主人公の引き立て役」なのだが、ところがどっこい、こいつらの活躍はすごかった。
- 闇取引が行われている立入禁止エリアの入口で騒ぎを起こして警備をひきつけ、クルーガーの潜入を支援
- 一瞬の隙をついて入口に集まった武装警備員たちをブン殴って全員倒す
- 普通のスコープ付きボルトアクションライフルで、作中最強の銃であるEM銃との狙撃対決に勝利
- クルーガーに向かって発砲するロシアンマフィアどもを、前述の警備員から奪ったサブマシンガンの一斉射でなぎ倒す
相手がただのカカシだったのか、組合員が全員元コマンドーだったのかは不明だが、兎にも角にも強い。「お前らのような組合員がいるか。」と言いたくなること請け合いの大活躍である。
このことから、アーノルド・シュワルツェネッガーや本作のファンのことを「組合員」と称するようになった。
余談
- 我が国にも現実に全国港湾労働組合連合会や全日本港湾労働組合、日港労連・港荷労協という組織が存在する。