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アッシリアの編集履歴

2017-04-01 11:39:37 バージョン

アッシリア

あっしりあ

アッシリア(Assyria)は、メソポタミア(現在のイラク)北部を占める地域、またはそこに興った王国。

概要

アッシリアは製の武器と戦車に加えて騎馬戦術を採用し、前9世紀から活発な征服活動をくりひろげ、征服地を属州として総督を派遣して直接統治し、一部は服属したに統治をゆだねて属国とした。この帝国統治の方法は、アケメネス朝やローマ帝国にも継承されたが、アッシリアの統治方針はティグラト・ピレセル3世(在位前745~前727)が強制移住政策を採用したように強圧的なもので、しばしば各地の反乱をまねいた。イスラエル王国を滅ぼしたサルゴン2世(在位前721~705)も、イスラエル人を本国に連行している。最大版図を実現したアッシュール・バニパル(在位前668~627)はニネヴェに大図書館を造ったことで知られるが、王のあと後継問題から混乱が続き、前612年にはメディアと新バビロニアの連合軍にニネヴェを占領され、前609年にはアッシリア帝国は完全に滅亡した。


首都ニネヴェの大図書館からはギルガメッシュ叙事詩の重要な発見がなされた。

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