概要
CV.レン・カールソン
ストリートファイターⅢに登場する正体不明のキャラクターである。
世界各地で同時多発的に起こっている複数の猟奇事件の現場でQらしき人物の目撃が確認されている。
そのためにCIAからマークされている。
しかし、CIAの調査能力を持ってしても彼の情報をほとんど得ることができない。そのために「彼の存在を正式に肯定することは現時点で難しい」という結論を出すにとどまっている。
キャラクター性能
ヒューゴーやユリアンに並ぶ長身で、移動速度はかなり遅く、体力は高く、技も大振りで一発の威力が高いパワータイプのキャラクター。特に通常技の強攻撃には放った後で体勢を大きく崩すものが多数存在する。
また一発一発の攻撃力も非常に高く、逆転も狙える。
投げからのコンボは決まればかなりのダメージになる。
防御力についてはパーソナルアクション(PA)によりさらに強化でき、使用したラウンド中永続して続き、3回まで重ねがけが可能。画面が揺れるか、SAゲージがある溜まれば成立する。
弱点としては、動きが鈍いので春麗などには一方的にやられることも少なくなく、前述の通り体も大きいので被弾しやすいなど。
図々しく立ち回ることとPAを上手く使うことなど、少々上級者向けの立ち回りが要求される。
余談
彼の技名は全て(仮)が付いており(本人がつけた訳ではなく、CIAが正体不明のQが使う技である為に勝手につけただけ)、しばしばネタにされる事もある。また、Qの技のモーションや移動、立ち上がる動きなどは上半身と下半身が釣り合って居なかったり、いかにも人間ではないような動きをする。
ただ、これに関しては「人の意思を感じさせない、まるで遠くからロボットが操られているかのような動き」に開発段階で決まっていた。
更に同キャラには「カマイタチ」と呼ばれる遠距離攻撃も初期案ではあった。もし採用されていたら、近距離、中距離、遠距離攻撃もできて、出こそ遅いものの攻撃力もあり、体力も高くさらに防御力を底上げできるという恐ろしいキャラなっていたかもしれない・・・(ただ同ゲームにはブロッキングがある為時間と距離を稼ぐ程度にしかならない、下手をすれば相手のSAゲージを増やしてしまうだけのかもしれない。)
Qの声を担当しているレン・カールソン氏は同作のヒューゴーの声も担当している(と言うか今作は外国人声優の比率が高く、1人何役もやっていたりする。)。