日本統治時代の台湾において、台湾の不毛の地を潤すため、台湾台南市官田区にダム建設を計画し着手した日本人水利技師。完成した『烏山頭ダム』は現在も使用されており、現地の台湾人からは、感謝の意も込めて『八田ダム』の愛称で呼ばれ、親しまれている。
後に台湾における農業関連の発展に大きな貢献をした彼の偉業を讃え、彼が案を考えている姿をモデルにした銅像が作られ、戦後の中国国民党の独裁政権時代にも、現地の人々によって守られ、日台友好の象徴の一つとして大切にされていた。
ちなみにお土産としてミニサイズの像も売られている。
しかし、2017年4月に像が何者かによって破壊され、その後に親中派政党である中華統一促進党の過激派党員李承龍が出頭し、共犯者と見られる邱晉芛と共に犯人として逮捕された。