ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
主力戦艦の編集履歴2011/02/27 04:49:40 版
編集内容:「ついに名前が」の部分で触れていた前期型、後期型の解説を「型式」の部分へと分離。宇宙空母も同ツリー下に。
  • 用語としてはウィキペディアを参照のこと
  • 宇宙戦艦ヤマトに登場するメカのこと。本項で説明する

概要

 初登場は映画さらば宇宙戦艦ヤマト。テレビシリーズでは宇宙戦艦ヤマト2にも登場したが、以降のシリーズや映画には登場していない。

 「主力戦艦」という名の通り、前述の「さらば」と「ヤマト2」では量産型の戦艦として複数画面に登場し、地球防衛軍艦隊の主力としてアンドロメダと共に白色彗星帝国の艦隊と戦った。「さらば」の劇中では、35隻の主力戦艦が戦列に参加していた。

 アンドロメダと同じく拡散波動砲を装備していたが、「さらば」では白色彗星帝国本体への攻撃に失敗し、多くの艦がアンドロメダと共に白色彗星の高圧ガスの渦に巻き込まれて破壊され、地球防衛軍艦隊は壊滅してしまう。

 「ヤマト2」では、アンドロメダと共に白色彗星帝国本体の高圧ガスを振り払うことに成功するものの、やはり「さらば」と同じくアンドロメダと共に全艦が撃沈される。

モブキャラとしての悲運

 主力戦艦は、言うなれば「名前のないモブキャラ」のような存在であった。実際、地球軍艦隊の艦船の中で、ヤマトとアンドロメダ、ゆきかぜ以降で、まともに名前を与えられた艦が登場するのは宇宙戦艦ヤマトⅢ以降。しかも、前述のように、主力戦艦は「さらば」と「ヤマト2」以外では全く登場しないため、各艦の名前は定まっていなかった。

しかし、そのデザインは「モブ」という域を越えており、多くの視聴者やファンに強い印象を残した。

ついに名前を与えられる

 「さらば」が公開されてから22年後の2000年5月2日。プレイステーション用ゲームとして、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が発売された。

 その劇中にも主力戦艦は登場し、「薩摩」という名前を与えられた主力戦艦がヤマトと行動を共にすることになる。

 また、その4年後からプレイステーション2用ゲームとして、「イスカンダルへの追憶」、「暗黒星団帝国の逆襲」「二重銀河の崩壊」という、俗に言う「三部作」が発売され、劇中では薩摩の他、さらに「加賀」、「メリーランド」、「蝦夷」、「アイル・オブ・スカイ」などの名前を与えられた主力戦艦が登場する。

型式

 プレイステーション2の三部作では、主力戦艦の前期型と後期型がそれぞれ登場する。

前期型主力戦艦

 前期型は白色彗星帝国との戦いに参加したものの、ダメージを受けて戦列から離脱した艦となっている。艦首に拡散波動砲を、三連装の主砲を3門装備している。

後期型主力戦艦

 後期型は前期型の拡散波動砲に代わって収束型の波動砲を装備している。それ以外では特に変更点がなく、外見的には前期型と区別がつかない。

派生型

波動砲撤去艦

 ゲームではオリジナルの改造を加えられて登場した主力戦艦もいる。

例えば「ロイヤルオーク」のような艦は波動砲を撤去されているが、代わりにゲーム内では戦艦級としては珍しく防空性能を備えている。

宇宙空母

 主力戦艦の派生形として、宇宙空母も存在する。

アニメ版

 ヤマト2では伊勢型戦艦を思わせるような、船体後部を空母仕様に再設計された戦闘空母として登場する。

ゲーム版

 ゲーム版ではリデザインされ、現代でいうキエフ級航空巡洋艦を思わせるような形となり、甲板も二重となっている。三部作で登場する天城、葛城、大鳳などがこれにあたる。

その他

 宇宙戦艦ヤマト復活篇では、外見こそ違うものの、「主力戦艦」とされている地球防衛軍の戦艦が複数登場する。

 シド・ミードが制作に参加したYAMATO2520においても主力戦艦は登場し、冒頭の銀河100年戦争のシーンでは奮闘ぶりを見せている。

関連記事

主力戦艦の編集履歴2011/02/27 04:49:40 版
編集内容:「ついに名前が」の部分で触れていた前期型、後期型の解説を「型式」の部分へと分離。宇宙空母も同ツリー下に。
主力戦艦の編集履歴2011/02/27 04:49:40 版