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主力戦艦

しゅりょくせんかん

TV版『宇宙戦艦ヤマト2』及び映画版『さらば宇宙戦艦ヤマト』に登場する、地球防衛軍の宇宙戦艦のこと。 概ね、『主力戦艦』と言うと、この2作品に登場した戦艦のことを差して言う。また復活編では、このデザインを基にした主力戦艦がある他、『YAMATO2520』でも同名の主力戦艦が登場しているなど、シリーズごとに姿形を変えながら登場している。
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概要

【復活篇応援】新・旧主力戦艦


 地球防衛軍がガミラス帝国との戦争後に建造した主力艦艇。紡錘型と箱型の中間に思える艦型をしていることから、どことなく量産性に適した様な雰囲気を持っている。艦橋もヤマトを意識した様な塔型であるが、煙突は装備していない。増槽と思われるタンク状のパーツを艦底部に2つ備えており、当然ながら機関は波動機関を搭載。防御面に関しては不明である。
 「主力戦艦」という名の通り、前述の「さらば」と「ヤマト2」では量産型の戦艦として多数登場している。地球防衛軍艦隊の主力としてアンドロメダと共に白色彗星帝国の艦隊と戦い、その印象を大勢の視聴者やファンに残した。初登場は映画さらば宇宙戦艦ヤマト」、テレビシリーズでは「宇宙戦艦ヤマト2」にも登場したが、それ以降のシリーズや映画には登場していなかった。
 またリメイク作品『宇宙戦艦ヤマト2202』でも登場が決定し、その姿はほぼオリジナルを踏襲している上に、細かいディテールアップを行っている。また艦級名も『ドレッドノート級』と定められた。加えてカラーリングや地球連邦であることを示すマークなども描かれているが、本作に至っては建造の出自はアンドロメダと並んで謎の模様である。

評価の高いデザイン

 当初、主力戦艦は、言うなれば「名前のないモブキャラ」のような存在であった。実際、地球軍艦隊の艦船の中で、ヤマトとアンドロメダ、ゆきかぜ以降で、まともに名前を与えられた艦が登場するのは宇宙戦艦ヤマトⅢ以降。しかも、前述のように、主力戦艦は「さらば」と「ヤマト2」以外では全く登場しないため、各艦の名前は定まっていなかった。
しかし、そのデザインは「モブ」という域を越えており、多くの視聴者やファンに強い印象を残した。

宇宙戦艦ヤマト2 & さらば宇宙戦艦ヤマト

主力戦艦

主力戦艦 - さらば宇宙戦艦ヤマト
マルチ隊形


スペック

  • 全長、242m
  • 全幅、45.8m
  • 基準排水量、55,000t
  • 兵装

・艦首拡散波動砲×1門(ゲーム版では収束型波動砲仕様も存在)
・三連装46cm衝撃砲(ショックカノン)×3基(宇宙空母型は2基)
・六連装大型艦橋砲×1基
・固定式四連装舷側砲塔×2基
・対空パルスレーザー砲×10門(宇宙空母型は12門)
・ミサイルランチャー×10門

  • 主機、波動エンジン×1基
  • 補機、補助エンジン×2基
 攻撃性能において、本級が搭載している兵装は、全てヤマトと同類のショックカノンであり、それを全部で9門装備して主兵装としている。さらに決戦兵器拡散波動砲も装備している。そのため、過去の地球艦に比べて、1隻だけでも相当な戦力を有しているのが伺える。拡散波動砲においては、メディアによって2門とする所もあるが、1門の設定が通説になっている。
 なお、対空火器は10門とあるが、連装2基と三連装2基というもので、ヤマトに比して非常に少ない。しかし、劇場版ではガトランティス帝国の艦載機を全滅させているので、決して貧弱とは言い難い。虫とガトランティス側が侮っていた可能性もある。
 防御性能において、どの程度の装甲で、どれ程の攻撃に耐えうるのかは明確にされておらず、不明等な部分である。しかも劇中では火炎直撃砲という決戦兵器に攻撃されていた為、どう考えても戦艦の装甲で防げるわけはない。しかし、旧式戦艦である沖田艦がガミラスからの集中砲火に耐え抜いたことを考えると、決して貧弱な装甲とは言い難いのではないか。
 航行性能においては、波動機関故にヤマトと同等の性能である事は間違いない。 

経歴(劇場版)

 劇場版「さらば宇宙戦艦ヤマト」の劇中では、35隻の主力戦艦が戦列に参加していた模様。アンドロメダと同じく拡散波動砲を装備していおり、この装備に地球政府高官達は自慢している。時に古代進らの忠告を『波動砲を装備した戦艦だけでも数十隻はいる。彗星の1つや2つ、破壊して見せる』などと心酔しきっていることからも、かなり期待されていた模様。
 事実、主力戦艦を中心戦力とした地球防衛艦隊は、旗艦アンドロメダを筆頭にしてガトランティス軍のバルゼー機動艦隊を返り討ちにした。艦載機に対しては主砲と対空火器によって一掃してしまい、潜宙艦に対してもソナーで見つけて狙い撃ちにするといった活躍ぶりである。
 しかし、その後の白色彗星帝国(彗星状態)本体への攻撃に失敗し、多くの艦がアンドロメダと共に白色彗星の高圧ガスの渦に巻き込まれて破壊され、地球防衛軍艦隊は壊滅してしまうという、あっけない最期を迎えてしまった。

経歴(TV版)

 TV版の「ヤマト2」においては、劇場版程に終始活躍していた訳ではない。序盤戦を切り開いたヒペリオン艦隊では、旗艦として登場していたものの、ガトランティス軍の大戦艦が放つ衝撃砲によっていきなり返り討ちに会い、旗艦も活躍できぬままに轟沈を遂げている。
 その後もメダルーザによる火炎直撃砲で、本隊の主力戦艦は次々と爆沈してしまう。その威力たるや凄まじいもので、一撃で戦艦の艦体を突き抜けてしまったり、真っ二つに折ってしまうほど。だが土方竜提督の機転で立場が逆転。そこから猛反撃が始まった。
 乱気流で錐もみされているガトランティス艦艇に対して、地球艦隊の射撃性能は正確無比なレベルを誇っていた(では何故ヒペリオン艦隊が苦戦してしまったのかは、この際触れてはいけない)。その後は立場一転させて、メダルーザを集中砲撃して袋叩きにした。
 だが、その後の白色彗星帝国本体への攻撃では、高圧ガスを振り払うことには成功するものの、やはり「さらば」と同じくアンドロメダと共に、ほぼ全艦が都市帝国からのミサイル攻撃によって撃沈されてしまった。

ゲーム版

 「さらば」が公開されてから22年後の2000年5月2日。プレイステーション用ゲームとして、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が発売された。その劇中にも主力戦艦は登場し、総参謀長の座乗する「薩摩」という名前を与えられた主力戦艦が、ヤマトと行動を共にすることになる(操作も可能)。
 また、その4年後からプレイステーション2用ゲームとして、「イスカンダルへの追憶」、「暗黒星団帝国の逆襲」「二重銀河の崩壊」という、俗に言う「三部作」が発売され、劇中では薩摩の他、「加賀」、「メリーランド」、「蝦夷」、「アイル・オブ・スカイ」などの名前を与えられた主力戦艦が登場する。
 さらに、PS2でのゲーム三部作では、主力戦艦の前期型と後期型、派生型等が登場している。

前期型

 前期型は、白色彗星帝国との戦いに参加したものの、ダメージを受けて戦列から離脱した艦となっている。艦首に拡散波動砲を、三連装の主砲を3門装備している。艦体色は原作と同じで、青みがかったグレーとなっている。

後期型(甲型、乙型)

 後期型は前期型の拡散波動砲に代わり、ヤマトと同じく収束型の波動砲を装備している。甲型は砲撃命中時の威力にやや補正があり乙型は速力と機動性に優れるとされる。それ以外では特に変更点がなく、外見的には艦体色を除けば前期型とほぼ同じ。カラーバリエーションは、紺色(甲型)と、クリーム色(乙型)の2種類がある。

亜種型(丙型)

 波動砲を撤去した戦艦で、ゲームならではのオリジナル設定戦艦である。「ロイヤルオーク」「イリノイ」という名の艦がそれであり、波動砲を撤去されている代わりに、防御性能を高くされている。また戦艦譲りの強力な主砲はそのままなので、決して役に立たない艦ではない。艦首周りの塗装は前期型に比べやや薄いクリーム色でノズル周りはほかの型と違い黒系となっている。

宇宙空母

地球防衛軍宇宙空母


 主力戦艦の派生形として登場。詳しくは宇宙空母へ。

宇宙戦艦ヤマト復活篇

主力戦艦

新主力戦艦


 「宇宙戦艦ヤマト復活篇」において、主力戦艦をモデルとした主力戦艦が多数登場。設定資料では『ドレッドノ-ト』という記載もあるが、基本的には主力戦艦と呼ばれる。立方体とも言える長方体型の艦体をしており、箱型艦橋の上段にはアンドロメダに通じるレーダー部分や、ヤマトの様に第3艦橋を艦底部に備えているのが特徴である(タンク状パーツは撤去されているが)。

【復活篇応援】新・旧主力戦艦


武装は拡散波動砲1門、三連装主砲塔3基、対空パルスレーザー機銃(格納式)を主に備えており、主力戦艦を受け継いでいるのが伺える。また主力戦艦よりも対空迎撃能力が向上しており、格納式ではあるが多数の機銃砲塔が備え付けられている。
艦名については、「はつゆき」「しらゆき」「しまかぜ」「きりしま」など、旧大日本帝国海軍駆逐艦に付けるような名前を与えられている。もっとも、現在の海上自衛隊にしても、戦艦巡洋艦空母、駆逐艦、といった種別が無くなって「護衛艦」とされているうえに、昔の巡洋艦サイズな護衛艦であるため、昔の様な名前の付け方は難しくなっている。それに鑑みて、駆逐艦等の名前も採用されているのではないかと推測される。

スペック

  • 全長:不明
  • 全幅:不明
  • 主機:波動エンジン×1基
  • 兵装

・拡散波動砲×1門
・三連装ショックカノン砲塔×3基
・格納式対空パルスレーザー機銃×多数
 攻撃性能において、敵勢力である大ウルップ星間国家連合の戦闘艦艇に対して、十分な性能を有している。大抵は1撃で撃沈破することが可能であり、それは旧来の主力戦艦譲りの戦闘能力であろう。ベルデル軍の航空戦艦を1撃で破壊している実績を有している他、SUSの戦艦も撃沈している。
 防御性能において、そこそこの防御装甲の模様。当たり所にもよるようで、冒頭では第2砲塔付近に命中弾を受けてバランスを崩した戦艦などもいたり、一撃で戦闘不能になったような戦艦もいた。
 航行性能において、高い機動性を有しているような場面は見受けられはしなかった。

経歴

 本級は地球連邦が投入した9個艦隊全てに配備されており、各移民船団護衛の為に同行していた。しかし第1次移民船団に同行した艦隊200数隻は、SUSの待ち伏せ攻撃にあって壊滅。多数の撃沈艦を出してしまったが、中には単艦にて拡散波動砲でSUS艦隊に風穴を開けた戦艦もいた。第2次移民船団は連合国で構成された艦隊の待ち伏せにあって壊滅。
 第3次移民船団では、第7〜9艦隊を構成していた。こちらは古代進が敵奇襲の可能性を考慮していた故に、多数で襲い掛かる連合艦隊を相手に奮闘した。さらに旗艦ヤマトの存在があってか、その戦意は高く、エトス星艦隊司令長官ゴルイ提督もその士気の高さに気づいていた。アマールに到着した頃には、艦隊は160数隻と数を減らしてはいたが、倍近いと推定される連合艦隊に半包囲されかけながらも、奮戦し見事に戦線を支えきったことは、賞賛されるべきであろう。
 最終決戦であるウエスト星系では、SUS要塞に肉薄せんとして突撃戦を仕掛ける。しかしSUS司令官バルスマンとメッツラーの冷酷な判断によって、連合国艦隊と地球・アマール艦隊諸共、要塞主砲ハイパーニュートロンビーム砲の乱射によって大打撃を被るに至った。回避に遅れた大多数の戦艦が巻き込まれてしまった模様(何故回避行動を取れなかったという突っ込みもあるが)。
 ただし、全てのドレッドノート級戦艦が損失していた訳ではないようで、先に帰還させた移民船団の護衛部隊の「しまかぜ」「きりしま」などが生き残っていたもよう。

YAMATO2520

ドレッドノート型戦艦

地球連邦軍主力戦艦  ドレッドノート


 詳細はドレッドノート型戦艦

蒼剣の舞闘会 地球連邦軍第7艦隊



宇宙戦艦ヤマト2202

【ヤマトMMD】ドレッドノート級前衛航宙艦


詳細はドレッドノート級前衛航宙艦

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