概要
第18代目ヤマトが登場する「YAMATO2520」では、オリジナルの主力戦艦とは姿形が異なるものの、地球連邦所属として「ドレッドノート型戦艦」が登場。艦体の主戦力であり、ほぼこの艦型で占められている模様。
箱型だった先代とは変わって、今度はロケット型の様な艦体をしている。上下対称的な艦橋を備えている他、艦首には波動砲2門、独特な形状をした主砲6基、副砲が数基、単装砲塔2基、八連装VLSが2基、連装対空機銃12機、とかなりの重装備である。
100年にも及ぶ戦争「百年戦争」において、地球連邦の敵対勢力であるセイレーン連邦に対して奮闘しているが、だとすれば相当長い年数をもって、このドレッドノート型戦艦は活躍を続けていると言う事になる。セイレーン連邦版ドレッドノート型戦艦の主力戦艦には、やや性能的に劣るようだがそれでも戦線を支えてきた名鑑ではないであろうか。
スペック
- 全長:不明
- 全幅:不明
- 主機:波動エンジン×1基
- 兵装
・波動砲×2門
・三連装砲塔×6基(前部上甲板と艦底に並列配置で2基づつ。後部上甲板に並列で2基)
・三連装副砲塔×2基?
・単装砲塔×2基(フィン状に1基づつ)
・ミサイル発射管×16門?(両舷に8門づつ?)
・連装対空パルスレーザー機銃×12機
性能
セイレーン連邦の保有するドレッドノート型戦艦には、多少の能力に劣る模様。その由縁はモノポール機関と呼ばれる、次元波動エンジンとは違う原理の動力部の力と思われる。
攻撃性能において、セイレーン連邦の艦艇を撃沈するには十分な打撃力を保有している。また射撃範囲も広く、艦底に向けて攻撃も出来る。ミサイル兵装も備えている他、対空パルスレーザー機銃も備えているなど、敵航空機への対処を万全としている。極めつけは、波動砲を2門も装備しているという重武装であろう。
防御性能において、満身創痍になりながらも戦い続ける戦艦もいるので、早々簡単には撃沈されない程度の防御装甲を有している模様。
航行性能において、詳しい事は不明であるものの、波動機関搭載型であるのことに変わりはない。
経歴
本級は100年規模で採用され続けてきた様子で、劇中の100年戦争中も多数の同型艦が戦闘に参加しているのが窺えた。この長い期間で改装等があったと考えられるものの、詳しい資料は残されていないため不明である。セイレーン連邦の艦艇よりも劣るとされながらも奮戦しており、少なくとも劣勢という状況にはなかったと考えられる。
休戦状態から解かれた後は、セイレーン連邦の電光石火とも言える攻撃で幾多の戦線が崩壊。多くのドレッドノート型戦艦が撃沈されたと考えるのが妥当である。その中でロココ星配備の第7艦隊だけは勇戦を果たし、戦力集結の為に戦線を離れている。