生年 1954年8月12日~
大統領任期(第6代(通算第24代)) 2012年5月15日~2017年5月15日
概要
フルネームはフランソワ・ジェラール・ジョルジュ・ニコラ・オランド。
フランス共和国第五共和制第6代大統領。所属は社会党。セーヌ=マリティーム県ルーアン出身。
法律を学び、弁護士や会計監査院検査官として活動した他、フランソワ・ミッテラン元大統領の下でも働いていた。2012年にニコラ・サルコジを破り大統領となり、リーマン・ショックに端を発する不況からの脱出のため、教育関連の職に就く公務員増員による雇用拡大や年金改革を掲げ、財源として一定以上の収入を得た国民から徴収する富裕税の引き上げを主張した。
しかし、思うように改革は進まず、本来左派系にも関わらず財界寄りの政策を主張するようになったために格差是正を期待した元々の支持層も離れ、自身の女性問題などもあり歴代最低の支持率(調査は1996年から)を記録してしまった。
結婚は1度もしていないが、事実婚関係にあるジャーナリストがいる。また、その前にも政治家のセゴレーヌ・ロワイヤルと事実婚関係にあった事があり、こちらに関しては子供も4人いる。なお、ロワイヤルはオランドが勝利したサルコジが大統領就任時に戦って破った候補である。
更にオランドの失望の影響により、極右政党のマリーヌ・ルペン率いる国民戦線の支持率の上昇に繋がっている。