ストーリー
19世紀末のロンドン、長く続いた産業革命により上流貴族を労働者階級が確立した街。しかし、とある教会の元そのどちらの階級にも属さない者たちが身を潜めていた。
ヴァンパイアである彼らは悩める乙女のために依頼を受けているが、その報酬を依頼主の血とする。
登場人物
(CVはドラマCDでのキャスト)
ヒロC・カートライト(CV:神谷浩史)
オノD・ダウエル(CV:小野大輔)
テライケメン司教(CV:遊佐浩二)
3人とも共通して、前作の響とは性格や好みや上下関係はほとんど変わらない。
しかし、単行本の書き下ろしでは、赤ワインを飲みすぎたオノDがべろべろに酔い、ヒロCにベタベタ絡んでいくという新しい一面も見られる。
【以後壮大なネタバレを含みます】
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
今作の登場人物は、前作の響のヒロC,オノD,とは全くの別人である。
なおかつ、2人が2人とも同じ"時"の人ではない。
ヴァンパイアであるヒロCとオノDは元々は人間であり、司教がヒロCを、ヒロCがオノDを、というようにヴァンパイアにさせられる。2人は人間としての記憶はなく、真実を知ったときはかなりの戸惑いを見せた。
最後の依頼とラスト
自分が人間だったと知ったヒロCは緋月の解散を迫り、教会から出て行った。
残されたオノDはひとりで、来ていた依頼主のもとへ向かうがそれはふたりを憎む者の罠だった。
最後の3ページほどは2014年のロンドンの様子が描かれており、海外出張だと言って楽しそうにする2人組も見られる。