データ
名前は「テルエル(スペインの地名)のトカゲ」を意味する。全長30m、体重40tほどにもなる大型の植物食恐竜である。
概要
トゥリアサウルスはヨーロッパで発見された恐竜としては最大のサイズを誇る。全長はおよそ30m以上あり、体重は40t以上もある。これは成体の雄のゾウを6、7頭あわせたのと同じ重さである。トゥリアサウルスの歯は歯根が長く、歯の形はハート型であった。骨の特徴から、同じ竜脚類の中でもディプロドクスやブラキオサウルス等とは異なる恐竜であるとされている。この恐竜は恐らく現代のゾウのようにゆっくりと歩いたであろう。また、かつて、竜脚類というのは第二の脳を尻尾の部分に持つと考えられていたが、現在ではそれは脊髄が拡大したものであるとされている。