「霹靂雷霆」とは、 霹靂布袋戲で素還真が登場するシリーズの第21作目である。
1999年2月開始で、全30集。
作品解説
概要
魔界の穏健派と中原正道との友和が模索される中、剣、掌、術について各3本ずつあるという「九本真經」の存在が新たな争いを生んでいく。
最終的に素還真たちが魔域の「血肉長城」に突入するところでこのシリーズは終わり、諸々の決着は次シリーズへ持ち越しになる。
主な登場人物
中原一の賢人。中原に復帰し、新たな脅威に対処する。
雲渡山の高僧。中原に復帰し、素還真とつかず離れずの関係を築いていく。
- 莫召奴
東瀛出身の美男子。素還真と義兄弟の契りを結ぶ。
- 寒雨夢中人
風采鈴のファンを自称する文人。不夜天を再建し、素還真と親交を深める。
- 蘅佛子
清蘅夢土を拠点とする高僧。四飛天を操るなど、野心家としての正体が見え隠れする。
- 魅魔
天魔録に封じられていた魔人。魔界の新たな盟主。
- 天魔
金魔の創始者で、天魔録を作った本人。魅魔が築いた「血肉長城」に囚われる。
- 聖母
天魔の妻。魔界の「聖地」に城を構え、金魔の一族を支える。
- 傲神州
天魔録に封じられていた魔界一の剣客。
- 滄海老鳥
傲神州の親友で蘅佛子配下の僧侶。傲神州と殺し合う立場にある。
- 星野殘紅
天魔録に封じられていた魔界一の刀客。
- 聖法
大汗帝国を操っていた「四飛天」の長。
- 魔嬰
龍閣梭羅と椒圖の遺児。魅魔らに命を狙われる。
- 狻猊
椒圖の義兄。椒圖から魔嬰の将来を託される。
- 舞造論
武術書「王者之路」の編纂者。素還真らと義兄弟の契りを結ぶ。
- 龍王魛
魔界随一の刀使い。魔嬰の保護者となる。
- 泣花魂
龍王魛を愛する女性。魔嬰の保護者となる。
- 掠食者
叢林を拠点とする異形の刀遣い。
- 無不愛
舞造論の息子。掠食者に囚われ生死不明とされている。
- 赫瑤
大汗帝國の元姫君。掠食者に囚われ、顔を傷つけられる。
- 小還真
素還真と同じ名を持つ少年。傲神州の弟子になる。
- 魯九
血肉長城攻略の鍵となる人物。行方不明になっている。
- 晏定邦
神医と噂される女医。魯九の治療をしている。
刀狂劍痴の通称で知られる剣客。仏教傳人。調べごとで天機湖に向かう。
- 一劍萬生
武林有数の飛剣の遣い手。天機湖畔で葉小釵と遭遇し、戦闘になる。
- 醉劍東岳
酒飲みの剣客。美青年だが、顔にブチがある。一劍萬生とは長年親交がある様子。
- 東霞
醉劍東岳の妹。容貌が蕭竹盈に似ていることから、揉め事の元になる。
- 戰龍兒
血龍湖のほとりに住む白髪の少年。醉劍東岳らの義弟。一人前に銛を使う。
北武林出身の刀客。道教傳人。血肉長城攻略に参加する。
流れ者の若い剣客。儒教傳人。血肉長城攻略に参加する。
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関連リンク
- 公式サイト紹介ページ「霹靂雷霆」※中国語