ジェニー・ハニバー
うみのかいぶつ
ジェニー・ハニバーとは、ヨーロッパの船乗りと収集家の間で売買された怪物の乾燥標本である。
概要
正体不明の海の怪物、UMAの死体として漁師たちによって収集家に売られていた乾燥標本。
ジェニー・ハニヴァーともいわれている。その正体は「海の司教(シーモンク)」と呼ばれる怪物や、バジリスク、ドラゴンの子などの説があった。
幻獣好きにはたまらないスイスの博物学者コンラート・ゲスナーの「動物誌」(1558年)にも記載されている。
正体
実は漁師たちがガンギエイやサカタザメなどのエイに切り込みをいれたり、引き伸ばすなどの加工をほどこし作り出した標本で、お土産物として売ることで生計の足しにしていた。