ザビーダ
ざびーだ
「男が馬鹿なんじゃなくて、女が頭良すぎるんだよなあ?」
性格
言動は風のように捉えどころがなく、軽口ばかり叩き、女性とみれば口説きにかかるお調子者。しかし、いざという時には一瞬の隙のない立ち振る舞いを見せる。実際に戦闘センスと経験は、天族の中でもずば抜けている。
強敵との戦いを楽しむハンターのような感性を持っており、一旦戦いが始まれば暴風のように荒れ狂って止まることを知らない。
スレイ達が見逃そうとした理由有りの憑魔を一行の静止も聞かずに撃とうとした事も。
しばらくはスレイ達一行の旅で何度が出会い、戦いを挑んでくる。そして終盤の皇都ペンドラゴを訪れた際に、デゼルはロゼを助けるために自らの身を犠牲にして彼女を助ける。
その後、消えたデゼルの代わりにザビーダが加入するという流れになっており、デゼルの装備品は彼に引き継がれパーティメンバーとなる。習得する術技も秘奥義以外は全てデゼルと同じ。
天族として長く生きており、ライラやデゼル、エドナとその兄とも面識がある様子。
エドナの兄アイゼンとは親友の仲。アイゼンからザビーダは「俺がドラゴンになったら殺してくれ。きっとエドナが苦しむから」と頼まれていた。
「死は救い」であるという考えから、憑魔を殺して回っていた。
真名は「フィルクー=ザデヤ」で「約束のザビーダ」の意。
なお、上半身に何も着ないのは半裸をあちこちで見せつけるという誓約であるらしい。
容姿
容姿は半裸で、浅黒い肌に銀髪の若い男性。デゼルと同じぐらいの大男。
謎のボディペイントをしており、緑の羽根がついたネックレスをしている。また、黒いパンツをはいており、腰には武器が付いたホルダーを身につけている。
戦闘
戦闘はデゼルとよく似た風天族のスタイルに加え、憑魔を滅するジークフリートという銃のような未知の武器を所有している。プロフィール上の武器は???となっている。
各地を放浪する聖隷の男。自らを「ケンカ屋」と名乗り、決して命を殺めたりする事をしない。
ペンデュラムの使い手であり、風を操る。アイフリードの持ち物であった筈のジークフリートを所持していた事から、アイフリードの失踪に関わっているとしてアイゼンからも目の敵にされている。
容姿
黒いジャケットを素肌の上から羽織っており、髪を上部だけ後ろに束ねている。
テイルズオブベルセリア(ネタバレ注意)
※こちらはネタバレを大きく含むため注意
元は自我を奪われ対魔士に使役されていた使役聖隷。
聖寮は異大陸で未知の力を秘めた武器を発見したというアイフリードを狙っており、ザビーダも使役聖隷としてアイフリード捕縛作戦に駆り出される。その戦いの中でアイフリードが異大陸で手に入れたジークフリートを使い、ザビーダの自我を戻したため、ザビーダは対魔士から解放されアイフリードと意気投合するようになる。
しかし、聖寮の特等対魔士メルキオルが出てきてしまい、アイフリードはその力の正体がジークフリートだと気付かれていない事を逆手に取って、ザビーダにジークフリートを託して逃した。
以降ザビーダは聖寮から指名手配として追われるようになり、ザビーダはアイフリードに助けられた恩義を返すため、単独で聖寮を敵に回しながらアイフリードの行方を追っている。
また、元々は「生きられるなら生きること」や「(憑魔や聖隷を)絶対に殺させない」ことを流儀にしており、彼の親友であるテオドラという聖隷がドラゴンになった時も元に戻そうとして「殺すことで救われる奴がいる」という流儀のアイゼンと度々衝突していた。
しかし、テオドラが以前の記憶(自身が人を傷つけることを嫌う性格だったこと)も無くなって大暴れをし、ライフィセットを攻撃しようとしたため、踏ん切りをつけた。
その後はアイゼンやベルベット一行がドラゴンとなったテオドラ(シェンロン)を倒し、その際にアイゼンから「(アイゼン)自身も時間がない」ことを聞く。
そして「大事な人がドラゴンになった自分に囚われてほしくない」ということを告げられ、テオドラの敵討ちを兼ねてザビーダは自身が殺すことを引き受ける。
※その後は記事上部の通り
余談
隠しエリアの「キョーフーのしま(ノルミン島)」にて、とあるノルミンから
- ある日、聖隷の子供を助けて更にその子供に上着をあげたと言っていた。
- 上着をあげたことによって上半身裸になったが『風邪をひいても「かぜのザビーダ」だ』と言った。
という話を聞くことが出来る。
ベルセリアでのザビーダのジャケットのデザインから、もしかしたら…?となるが、(現時点では)真実はプレイヤーの憶測の域を出ない
テイルズオブゼスティリアザクロスでは
アニメ『テイルズオブゼスティリアザクロス』では、ベルセリアの展開を踏まえて「霊峰レイフォルグのドラゴン(アイゼン)」を殺す事に躊躇があるような描写に変更されている。
第2期では、レディレイク付近でドラゴンが引き起こした竜巻に巻き込まれそうになったアリーシャ一行を救う。
その後、レディレイクでのドラゴンの浄化が終了したスレイ達一行の前に姿を現し、決戦の場所である「北の大地」に同行することを決める。
ドラゴン化したサイモンを含む強力な憑魔を鎮めるためにその身を犠牲にしたデゼルの意志を継ぎ、災禍の顕主・ヘルダルフとの決戦に協力する。