ガタイのいい筋肉質な青年と小柄な少女という組み合わせと、ゲーム発売前はザビーダがPTキャラか分からない事もあり(そもそも敵か味方かもわからない状態だった)絡みが想像づらい状況だったが、発売後、某イベントの破壊力と関係性がとても美味しかったCPである。
以下ネタバレ含む
- 関係性
結論から言えば、ザビーダとエドナは兄の親友と親友の妹という関係にあたる(ザビーダとエドナの兄、アイゼンは親友同士である)。
そして、親友であるアイゼンからザビーダは『俺がドラゴンになったら殺してくれ。きっとエドナが苦しむから』と頼まれていた事がエドナのサブクエストで分かる。
また、エドナのザビーダに顔を合わせた時の『あなた変わらないわね』という台詞や、スレイ達にザビーダを知っているのかと聞かれた時に『何故かレイフォルク(エドナ兄妹の住む霊峰)によく来る』と答えている事から、パーティIN以前から知り合いであったようだ。
以上のことから、(ゲーム中に明言されてはいないが)ザビーダが親友の妹を心配して見守っていたかもしれないと想像出来る美味しい関係性である。
実際公式設定資料集ではザビーダはドラゴン化してしまった兄アイゼンに心を囚われているエドナを見てアイゼンを殺す決意を固めると書かれている。
- 決戦前夜
このCPに落ちた決定的瞬間に選ぶ人も多いのではないだろうか。
決戦前夜にて兄の事、憑魔を殺す事の意味、死が救いとなるのか等、自分の答えに自信の持てないエドナはザビーダの元を訪れる。
そこでの一連の会話のやり取りや、二人の表情、仕草にときめいてしまったプレイヤーも多いのでは?
この時、エドナはザビーダの強い信念や、仲間や同族への想い、死を『救い』とする事への覚悟やいさぎの良さに感じ入り、彼女自身もまた『救い』に対する覚悟を決めている。
そしてやけにボディタッチの多い、そこはかとなく色気の漂うやり取りが続き、その流れからの極め付けの会話が
「んじゃ、そん時俺様がブルってたら優しく抱きしめてくれ」
「イヤよ」
である。
このエドナの「イヤよ」は文字では到底説明しきれない破壊力を秘めているので必見。
ここでのザビーダの表情と絶妙なタイミングで盛り上がりが入るBGMに完全シンクロしたプレイヤーは確実にいるだろう。
またこの台詞はエドナサブクエストのアイゼン戦前の
「ぶるってるなら抱きしめてやるけど?」
「イヤよ。バカ」
「上等だ」
と似たやり取りになっており、そちらと見比べてみるとよりエドナの『イヤよ』の破壊力が増すこと必至。
それ以外にもエドナサブクエストはザビーダとエドナの関係性を知る上でもとても美味しいので決戦前夜と合わせておすすめしたい。
- その他
チャット等で可愛らしいやりとりがちょくちょく見れる(このチャットでザビーダはエドナに『黙りなさいオヤジザビーダ。略してオジーダ』などと言われていたりする)。
また、比較的エドナはザビーダが他の女性にいい顔をすると彼を傘で突く向きがあり(例:ラスボス直前でザビーダを褒めたロゼに「俺の器になってみる?」と茶化す彼を「調子に乗りすぎ」と傘で突く他、スキット等でも似たような事をしている)、他意はないのだろうがザビエド好きには中々に美味しい反応である。
またEDで流れるスタッフロールのPTメンバーで雑魚寝をしているイラストでもザビーダの肩に頭を置いて寝ているエドナというとても可愛らしい姿が見られるので、是非実機をプレイしてその目で確かめて欲しい。
公式設定資料集においてED後もエドナはザビーダの隣にいる事が示唆された。
- ベルセリア
直接絡みはないものの、ザビーダはアイゼンの妹について「俺の嫁候補にしてやる」と発言。何と千年越しのカップリングであることが判明した。