※この項目には、『テイルズオブジアビス』の重大なネタバレが含まれています。記事を閲覧する際にはご注意ください。
概要
『テイルズオブジアビス』の主人公とヒロインの王道カップリング。
ルークの旅はティアと共に始まったが、成り行き上仕方なく協力していたのであり、互いの第一印象は非常に悪かった。最初はルークのわがままな性格やティアの刺々しい口調も相まってかなり仲は悪くルークに至っては度々ティアを「冷血女」呼ばわりするほどだった。
長く苦しい旅路の中で二人の関係は少しずつ変化して行き、最終的には両想いになった公式カプである。
詳細
序盤の終わりにて大きな罪を犯し、自らの正体を明かされてどん底に落ちたルークは自分を変えなければならないと決意する。そろって彼を見捨てたパーティメンバーの中でたまたま別件で近くにいたティアは、厳しい言葉ながらもそれを見守ることを告げた。
この出来事を経てストーリーは大きく動き始め、二人の関係も徐々に良い方向へと変わり始める。
中盤、終盤と進むにつれて次第に罪の意識と自らの出生、そして自らの命のあり方に追い詰められてゆくルークに対し、ティアはなんとか上を向かせようと言葉をかけ続ける。
同様に、ストーリー上苦しい立場にいたティアをルークは絶えず気遣っていた。この時期は互いに精神的にかなり追い詰められていた。
最終盤にてついに揺るぎない自分自身を確立したルークは、ローレライ解放のためにティア、そして仲間たちと共に最後の敵に立ち向かう。
戦いが終わった後、その場に残らなければならないルークにティアは必ず帰ってくることを約束させる。
そして、誰にも聞こえないようにティアは小声で「好き」と呟くのだった…
余談
- もちろん上記のラストバトルでルークとティアを戦闘メンバーから外しても全く問題ないが、演出が変わるのでこの二人を入れたバージョンも見ておくことを勧める。
- なにげにローレライ(の完全同位体)とユリア(の子孫)という組み合わせである。
- PS2版から6年を経て発売された3DS版では、キャラクターデザイン担当の藤島康介氏によってパッケージイラストが新規に描かれた。タイトルロゴに隠れているが、ルークとティアが手を繋いでいる。
- このパッケージイラストのルークは長髪であるが、二次創作では二人が旅の中で絆を深めたことを加味してか短髪バージョンで描かれることが多い。
- メインストーリー中でもかなり絡みの多い二人だが、サブイベント『ティアのペンダント』ではティアが大事にしていた母の形見のペンダントを買い戻すためにルークが奔走したり、『音素学講座』ではルークがティアから音素学を学ぶなどサブイベントにおいてもかなり2828させられるシーンが多いため必見である。序盤の段階でもジェイドに「おや、痴話喧嘩ですか」とからかわれたり、中盤でミュウに「2人が仲良くなって嬉しいですの!」と言われて慌てたり、ルークが今までティアのベッドで寝ていたことを知って恥ずかしがったり、ナム孤島でありじごくにんイベントで「一番大事な人間は誰だ」という問いにティアを選ぶとルークがサラッと公開告白でもしたような空気になるなど細かいところでも結構2828できるポイントがあり、終盤では仲間たちからもほぼ公認の関係と言っても良い。
- 本編は重くてシリアスに進むうえ、最後は受け止め方によっては悲恋にもなるため、二次創作では甘々でイチャイチャな話が大半を占める。本編を踏襲してシリアスなストーリーも多い。