概要
2人は幼馴染であり、幼い頃からシェリアはアスベルに恋心を抱いていた。
恋愛に関してはかなり鈍感なアスベルはシェリアからの好意に全く気付いておらず、決戦前夜でさえ澄ました顔で「やっぱりみんなの天使」「戻ってきたとき恥ずかしくないように頑張る」と言う程度であった。
しかし、PS3版で追加された『未来への系譜編』ではシナリオ全体で大きく取り上げられるようになる。
アスベルはこの時を境にシェリアのことを恋愛的な意味で意識しだして、赤面といったこれまでのアスベルらしからぬ表情を見せたり(この関係でアスベルの性格が急に変わった、と言われることもある)、縁談の話が出てきたり、周囲の人間たちも2人に「早くくっついて」と言わんばかりに動き出す。チャットでも同様で、グレイセス自体が友情主体で展開されてきたこともあって、結果的に系譜編自体が恋愛部分が強く出ている内容になっていった。
最終的にはアスベルがシェリアにプロポーズし、めでたく結ばれる。
EDでは、シェリアカラーの幼少アスベルのような2人の子孫の姿を見ることができる。
このEDはWii版の頃からあったため、2人が結ばれたであろうことは発売当初から予想の範疇であった。
小説版や本編ドラマCD、アンソロドラマCDでも2人の絡みを楽しめる。
小説版ではアスベルの行動の動機にシェリアを紐付けたり、恋愛的な意識をするシーンを増やしたりしている。
特に、本編ドラマCDの第3巻は必聴である。
また、「テイルズオブザワールドレディアントマイソロジー3」ではソフィを交えた微笑ましい親子のような様子を、「テイルズオブザヒーローズツインブレイヴ」ではお互いを守り合う仲睦まじい2人を見ることができる。