曖昧さ回避
本記事では2について解説する。
Fate/EXTRA
串刺城塞(カズィクル・ベイ)
- ランク:C
- 種別:対軍宝具
- レンジ:0〜50
- 最大捕捉:300人
由来:生前自国の貴族などに粛正として行い代名詞となった「串刺し刑」
周囲の地面から無数の槍を生やし敵を処断する、魔槍から放たれる呪いと鉄槌の拷問魔城(ドラクリヤ)。敵対する敵兵全てを対象とするため、一対多で真価を発揮する宝具。
その由来からか相手が持つ不義・堕落の罪に応じて痛みを増すという特性を持つ。粛正の対象、『逃走』『不道徳』『暴力』を犯している相手ほど破壊力が増加する。しかし犯罪経歴のないEXTRAの主人公にその効果はなかった。
ゲーム的には、ランサーの持っていた槍が上空に浮かんでいくと同時に周囲に無数の槍を生やし、敵の足元に出現した巨大な刃とランサーの持っていた槍による同時攻撃を行う。通常ダメージに加えて、生贄効果による防御不可能の追加ダメージを与え、与えたダメージに応じて自身のHPを回復させる。*
Fate/Apocrypha
極刑王(カズィクル・ベイ)
- ランク:B
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~99
- 最大捕捉:666人
由来:二万のオスマントルコ兵を串刺しにした伝説
スキル『護国の鬼将』によって作成した“領土”の空間に大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。攻撃範囲は半径1km、同時に出せる杭の数は最大2万本。杭は破壊されても、魔力供給源さえあれば再生しほぼ無限に生み出し続けることが出来る。3秒間発動させただけで500人以上の敵をまとめて捕捉し、粛清する。次第に数を増す杭は敵の退路を塞ぎ、時間が経つごとに回避を困難にする。杭の数が増すと呪的な心理効果が発生し、見る者に恐怖と精神的圧迫感を与える。攻撃だけでなく、防御に利用することも可能で、大よその飛び道具を無力化可能。
杭ではなく“突き立てられた杭”が宝具であり、ヴラドが手にした槍で一撃を与えた事実があれば“串刺しにした”という概念が生まれ、対象の心臓を起点として突き刺さった状態で杭を顕現させることが出来る。
しかし『護国の鬼将』によって作成した領土外では自らから杭を生み出すことしか出来なくなり、大幅に弱体化する。
Fate/GrandOrder
血塗れ王鬼(カズィクル・ベイ)
- ランク:C+
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~5
- 最大補足:1人
バーサーカーのクラスで召喚された際に使用する宝具。異なるクラスではまた違う銘を持つ。
体内で生成した「杭」を射出させ、敵を串刺しにする。杭の材質は木の他に骨、肉、影、毛髪などは勿論、射程距離内に存在する物を取り込んで杭にすることも可能。
本来の宝具はメフィト二世に見せつけた串刺し兵の伝説が昇華されたものであり、対軍宝具という扱いになる。その場合のレンジは圧倒的に広く、更には無数の釘を結合、操作することすら可能。
こちらの宝具はそこまでは至らないが、サーヴァント一人を討ち滅ぼすには充分な破壊力を持つ。
関連タグ追加
呪詛「ブラド・ツェペシュの呪い」…同じくヴラド三世を元ネタとした、東方Projectシリーズのキャラクターであるレミリア・スカーレットのスペルカード