概要
谷川ニコ原作の漫画『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の主人公・黒木智子(通称:もこっち)とモブキャラの一人である内(通称:うっちー)に使われるカップリング。
作中では智子がうっちーを意識する描写はなく、むしろたまたま修学旅行の最終日に一緒の部屋になっただけの関係性である。ところがこの最終日にある事件が起こったことから、うっちーは急激に智子のことを意識し始める。
最初は痛いやつ程度の認識しか持っていなかった智子に、入浴中に覗かれ、下着をパクられていた挙句(実際はうっちーのトランクをひっくり返してしまい、咄嗟に元に戻そうとしていたのだが、思いのほか早くうっちーがお風呂から上がってきたため自身のベッドに隠してしまい、それを下着泥棒と勘違いされた。)夜寝ているときに、(前述の下着の件で弱みを握られるのを恐れた)智子からじっと寝顔を観察されていたのを、自身に対するセクハラと勘違いし、以降、自身が智子のオカズにされていると思い込み始める。
智子の方は彼女のことを特に意識することはなく、作中でも「クラスの奴」程度の認識だったが、うっちーは事あるごとに智子のことを意識しているようで、ただ少し目が合っただけで『視姦されている』と思い込んでしまったり、体育祭のチアダンスの際に自分をオカズにしている(と思い込んでいる)智子を終始意識していたが、いざ踊りが始まると他のチアダンサーばかり見て自分に対して全く無関心な智子に『可愛ければ誰でもいいのか』と苛立ちを見せた。
また、卒業式で智子が三年生の女生徒から抱きしめられているのを木陰から悔しさを滲ませるように見つめていたり、クラスの女子からマニキュアを塗ってもらい、仲良さそうに話しているのを見て心中複雑そうな様子を見せるなど、『気持ち悪い』と言っている割に嫉妬心をむき出しにさせている。
以上の点から、うっちーが一方的に智子を意識している片思いの百合とも取れる。