概要
西ドイツ海軍がかつて建造されたフリゲートのひとつで、ケルン級フリゲートの2番艦。1961年10月に就航した。
名前の由来はニーダ・ザクセン州のエムデン市から名づけられた。
戦前の軽巡洋艦から代々受け継がれた艦名で、船体が縮小されたものの、34ノットの快速を生かして数々の哨戒任務に大いに貢献した。母港は就役始めはクックスハーフェンだったが、1968年にヴィルヘルムスハーフェンへ転属となり、退役までこの地を見守ってきた。
最期
1982年12月17日、22年という少し短い期間ながらも、ドイツの海域の任務に終止符を打った。その後、トルコ海軍にて「ゲムリク」として再就役した後、1989年1月に退役となった。