概要
米国ではメガ・ギークとして知られる著者のアーネスト・クラインが執筆したSF小説。
過去の、主に80年代の映画、漫画、ドラマ、アニメのパロディ・オマージュが多数存在するほか、日本のキャラクターも実名で登場する。
2018年映画化。監督はスティーブン・スピルバーグ
ストーリー
西暦2041年。革新的なネットワーク「オアシス」が張り巡らされた世界は、深刻なエネルギー不足に陥っていた。多くの人々はその現実から逃避するように、「オアシス」と呼ばれるコンピューターの仮想世界にのめりこんでいた。
ある日、「オアシス」の画面に開発者である世界的億万長者のジェームズ・ハリデーが死去したというニュース速報が表示される。それと同時にハリデー氏の遺言メッセージが流れる。そのメッセージは驚異的なものだった。
「オアシス内に隠したイースターエッグを一番先に見つけた者に、全財産を譲渡する」
世界中でエッグ探しが行われる中、冴えない青年、ウェイドは偶然イースターエッグの手掛かりである3つの鍵の一つを発見してしまう。
これをきっかけに世界的大企業IOIに命を狙われてしまうウェイド。彼は頼もしい仲間達と共にIOIの魔の手から逃れながら、宝探しを始める。