概要
エルネスティ・エチェバルリアがライヒアラ学園で作り上げた新型幻晶騎士。
陸皇事変で大破した機体を改修する形で開発されているが、ベースとなった機体とのパーツ共有率は二割にも満たない。試作一号機はトランドオーケスをベースにする。
機体の耐久性・出力を向上させる綱型結晶筋肉、火力を増強させる背面武装を採用するなど革新的な技術を投入した結果、従来型の重量機に匹敵する出力とその倍以上の法撃能力を獲得したものの、その一方で燃費が悪化した為、それを補う為に板型結晶筋肉を装甲の裏に備えた蓄魔力式装甲を取り付けている。
これら技術は東方様式(イースタン・モード)と呼ばれ、これ以降の機体は多かれ少なかれこの技術を踏襲している。だが、革新的とは言え学生主導で開発された事もあってこの段階では操作性や継戦能力に難点を残している。
全五機(アニメ版では三機)が建造され、完成した機体はクヌート・ディクスゴード侯爵の預かりとなったが、国内に潜伏していた銅牙騎士団によって強奪され、一号機がジャロウデクへ持ち出された。