ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

カリコテリウムの編集履歴

2017-09-12 07:16:11 バージョン

カリコテリウム

かりこてりうむ

約2500万年前から1800万年前のユーラシア大陸に生息していた奇蹄目の古代哺乳類。

概要

属名は「小石の獣」を意味する。奇蹄目カリコテリウム科に属する哺乳類で、子孫はいない。

近縁であるに似た顔つきをしていたが、体型は現存する奇蹄目の哺乳類とは大きく異なる。後肢に比べて長い前肢のため下半身へかけて背中が著しく傾斜していた。この前肢には蹄の代わりに鉤爪を持ち、通常はこの爪を保護するためにゴリラのようなナックル・ウォーキングで歩いていた可能性が高い。

この長い腕と鉤爪は、パンダのように木の葉を枝から手繰り寄せて食べるために発達したと思われる。またその体型から速く走ることはできず、前脚の鉤爪は外敵に対する防御の役割も果たしたかも知れない。


関連タグ

哺乳類 古生物 奇蹄目

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました