概要
魔導元帥ゼルレッチが生み出した、自身の名を付けた魔術礼装。その名の通り宝石のような刃を持つ。
限定的ながらも、第二魔法を行使する限定礼装でゼルレッチに系譜する家系にしか使う事はできない。
その能力は使用した空間に平行世界へとつながる小さな穴を穿ち、大気中のマナを採取。
人間が通れるような穴はあけられないが、並行世界を覗く程度の干渉ならできるほか、無限にある平行世界からマナ供給を得る事で光の斬撃を無限に放つ事が可能。
つまり無限に魔力を補給しながら攻撃可能なトンデモアイテムなのである。
こう聞くとなかなかのチート礼装に思えるが、生身の人間に耐えられる設計はしておらず、一度振り抜くごとに筋繊維が一本ずつ切れて激痛が伴うという、使用者の体力と精神をゴリゴリと削るような反動を伴う。
そして最大の欠陥として「剣の出力を使用する魔術師の資質に依存する」という要点があり、どれだけこの剣が優れていようと魔術師の実力を超える力をこの剣は引き出せない。
要は常に限界と戦い続ける超級者向けの装備なのである。
設計図は遠坂家に家宝として伝えられていたものの遠坂凛には制作する事ができなかったため、ある手段を利用して衛宮士郎に投影してもらい、最終決戦に用いられた。
関連タグ
Fate/GrandOrder(概念礼装として登場。効果は『自身のNP獲得量を5%アップ(最大限界突破で10%)&NPを25%(最大限界突破で40%)チャージした状態でバトルを開始する』)