概要
第二次世界大戦時における最も有名な対空兵器のうちの1つ。戦間期に盛んに各国に輸出され、イギリス、アメリカ合衆国、ポーランド、ハンガリー、ソビエト連邦、大日本帝国などではライセンス生産も行われ、連合国側、枢軸国側両方で使われた。
空冷、4発クリップ装填。機関砲・機関銃で一般的なボルト往復式ではなく、垂直鎖栓式で装填/排莢機構を反動エネルギーで駆動する構造が特徴で、大口径機銃と言うより小口径野砲(対戦車砲・自動砲)をフルオート化したものと言える。
運用開始から80年近く経った現在でも各国海軍及び海上警察や沿岸警備隊などで改良型が運用されている傑作機関砲である。