宗三左文字の項も参照。
プロフィール
修行の手紙
外に出たい意思を見せて審神者に修行の許可を貰い、旅に出た宗三。
手紙には彼の心境と審神者への言葉が皮肉と自嘲を交えつつ綴られていた。
強くなったら帰ると言う。いつになるかはわかりませんが、と。
強くなるための旅で、宗三が行き着いたのは安土。
自分が変わるには、魔王と忌み呼ぶ織田信長を乗り越える必要があると思ったようだ。
実際にもう一度近くで見てみれば、魔王と呼ばれる信長もただの人間。それはわかっていた。
しかし、漂わせる存在感が大きすぎて、その影からだれも逃れられない。
焼けた自分をわざわざ再刃してまで手元に置こうとした人々も、きっとそうなのだと語る。
「……残念ながら、僕は魔王を乗り越えられそうもない。
ですが、貴方の刀であり続ければ、いつかは変われるかもしれない。
そんな夢くらい、見てもいいでしょう?」
「……すっかり、貴方に染められてしまいました。貴方は恐ろしい人だ。あの魔王のように……」
概要
『刀剣乱舞』のキャラクターである宗三左文字が極にランクアップした姿。
Lv70以降、修行に出る事で極の姿になる事が出来る。
2017年10月31日のメンテナンスで、へし切長谷部極と共に実装された。
桃色の僧衣の上に紫の武装を着込むようになり、立ち絵も一層と華やかになった。
肩には蝶の装飾があり、宗三の右手にも蝶が留まっている。
織田家の7つある家紋のうち、平家を由来としたものに揚羽蝶の家紋が存在するため、そちらを意識したデザインであろう。
戦闘時には刀身に桜吹雪のようなオーラを纏っている。
斜に構えた言動の多かった宗三であるが、「僕はどこまで行っても魔王の影付きまとう刀かもしれませんが、それでも今は、新たな主の刀ですよ」「ええ。今の主は貴方。魔王でも、その後継者たちでもない、それだけは確かですよ」と審神者を面と向かって認めてくれるようになった。
若干前向きにはなったが、そこは公式で不幸なキャラ付けがされている左文字。
「貴方も、天下が欲しいのでしょう?そうじゃなきゃ、僕を置いておく理由がない」「僕が居るから天下を掴んだのか、天下を掴んだから僕を侍らすのか……」「貴方もきっとそのうち気付くんです。……欲しかったのは僕じゃなく、手に入れたという事実だけだったと……」と物憂げな台詞も健在。
出陣の際には「元々の主は海道一の弓取りですしね。やりましょうか」と今川義元に言及するようになり、戦意も増している。
開戦時には「我こそは、天下取りの刀なり!」と名乗りを上げ、「そこだ」「その手……落としますよ」と殺意を持って敵と接し、真剣必殺では「魔王の刀に手を出した咎……死を持って贖え!」と迫力ある凄みを見せる。とても勇ましくかっこいい。
修行に行く刀剣男士を見送る際には、真っ直ぐに主を思う姿を羨ましく思っており、彼もそうなりたいのだろうか……?そう口に出せるようになったぶん、前よりも素直になったようだ。
以前は刀剣破壊で安らかな声でやっと救われた様子を見せていたが、極では最期に魔王から解放されることへの安堵よりも、今代の主が天下を取れるのかを心残りにしている。
彼の心境の変化に涙するとともに、「そうだ、天下取ろう」と決起する審神者が続出。