宗三左文字極
そうざさもんじきわめ
宗三左文字(刀剣乱舞)の頁も参照。
「……少し、外に出てきてもいいですか?」
主へ
突然修行に行きたいなんて、面食らったでしょうね。
僕はそういう素振りを見せたことがないでしょうし、
逃げるつもりかと疑ったんじゃないですか?
大丈夫ですよ、逃げたところで、僕に行き場なんてあるわけないでしょう。
強くなったら帰りますよ。いつになるかはわかりませんが。
主へ
強くなるための旅で、結局僕が行き着いたのが安土だって知ったら、貴方は笑いますか?
大丈夫ですよ。魔王をどうこうして歴史を変えようなんてつもりはないです。
ただ、僕が変わるには、魔王を乗り越える必要がある。
それは、わかってもらえますよね?
主へ
実際もう一度近くで見てみれば、魔王と言ってもただの人間です。わかってはいたんです。
でも、漂わせる存在感が大きすぎて、その影からだれも逃れられない。
焼けた僕をわざわざ再刃してまで手元に置こうとした人々も、きっとそうなんですよ。
……残念ながら、僕は魔王を乗り越えられそうもない。
ですが、貴方の刀であり続ければ、いつかは変われるかもしれない。
そんな夢くらい、見てもいいでしょう?
「……すっかり、貴方に染められてしまいました。貴方は恐ろしい人だ。あの魔王のように……」
ステータスが大幅に向上し、レアリティが一つ上がった。
初期値で生存45・打撃64・統率50・機動46・衝力48・必殺80・偵察44・隠蔽78になり、錬結によって打撃97・統率97・機動58・衝力65にまで上昇する。
極となった打刀男士の特性で、戦闘で両隣のどちらか片方の刀剣男士をかばうことがある。
桃色の僧衣の上に紫の武装を着込むようになり、立ち絵も一層と華やかになった。
蝶の装飾が追加され、宗三の右手にも蝶が留まっている。
織田家の7つある家紋のうち、平家を由来としたものに揚羽蝶の家紋が存在するため、そちらを意識したデザインであろう。
戦闘時には刀身に桜吹雪のような美しいオーラを纏っている。
物憂げな言動で斜に構えた姿勢の多かった宗三であるが、審神者を面と向かって認めてくれるようになった。
自身の意識を変えた審神者を、その影響の大きさから織田信長に例えており、高く評価してくれているようだ。勿論、きちんと審神者を過去の主とは異なる存在とも認めている。
ちなみに、へし切長谷部極の方は審神者のことを信長とは大違いと言い、自慢の主と評する。審神者を高評価してくれるのは同じだが、逆のことを言うあたり気が合うのか合わないのか…。
就任記念日には歳月を経るごとに力を増す審神者を、魔王と呼ぶ信長のようになってしまうのだろうかと憂いを見せることもある。審神者を顧みて、権力者の強さは力の強さではないと語る場面も。
また、天下取りの刀である自身を側に置くなら、審神者も天下を狙っているのかと度々話を振ってくる。彼なりの冗談なのか、本気なのか、はたして…?
出陣の際には「元々の主は海道一の弓取りですしね。やりましょうか」と今川義元に言及するようになり、戦意も増している。
開戦時には「我こそは、天下取りの刀なり!」と名乗りを上げ、「そこだ」「その手……落としますよ」と殺意を持って敵と接し、真剣必殺では「魔王の刀に手を出した咎……死をもって贖え!」と迫力ある凄みを見せる。とても勇ましくかっこいい。
修行に行く刀剣男士を見送る際には、真っ直ぐに主を思う姿を羨ましいと口にしており、彼もそうなりたいのだろうか…?長期留守御迎ボイスでも、斜に構えたデレを発揮している。
以前は刀剣破壊で安らかな声でやっと救われた様子を見せていたが、極では最期に魔王から解放されることへの安堵よりも、今代の主が天下を取れるのかを心残りにしている。
彼の心境の変化に涙するとともに、「そうだ、天下取ろう」と決起する審神者が続出したとかしないとか。
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