CV:梁田清之
概要
医者に似た姿をした遊星主の一人。右腕に注射器を、蝶と見える羽根で飛翔。自分達を「神」と豪語し「強者こそ生き延びる権利がある」と主張する武断派。護のGパワーに反応し爆発させるナノ爆弾や、人間の中枢神経を麻痺させるパレッス粒子、注入された相手の肉体を破壊するケミカル・ナノマシン、相手の体を当人の意思とは関係無く操るケミカル・ボルトといった、化学攻撃を得意とする。また、生身の状態においても凱の攻撃を防ぎ拘束するなど高い戦闘能力を有すると思われる。
分子配列型の巨大球体とケミカル・フュージョンする事でメカノイド『パルパレーパ・プラス』となる。更に、ドーピングシリンダーを投与し短期決戦形態パルパレーパ・プラジュナーとなる。
その実力は、ガオファイガーを破壊し、プラジュナーでジェネシックガオガイガーとも互角以上の戦闘力を有する。例え粉々にされようともピサ・ソールの無限波動により再生するので、まさしく「神」に等しい力である。
本来は復活した三重連太陽系において環境調整を司る存在と予想され、様々な薬物・劇物をも精製可能であり、ある意味では生物にとっての天敵であるとも言える。
自らを「神」または「救世主」と称し、ガオファイガーやジェネシックガオガイガーを「悪魔」や「破壊神」として揶揄している。
普段は感情を表に出さず非常、冷血ともいえる印象だが、ジェネシックとの対決時は一転、激昂し好戦的とも言える一面を垣間見せた。また、前記の弱肉強食ともいえる思想を言葉の端はしに滲ませており、自らが敗れたときは『これが物質世界の掟…』とし静かに自らの消滅を受け入れた。