概要
鳥綱カモ目カモ科の鳥。漢字表記は「軽鴨」。この名前には「存在が軽いカモ」と言う意味合いが含まれており、古来より猟鳥として非常にありふれていた事に由来すると言われる。
ほぼ日本全国に広く分布する水鳥で、カモ類としては珍しく、季節を通じて雌雄の形態差が存在しない。雑食性である。
東京など大都市に住むカルガモは、大きな池がある公園などに巣を作り、孵化した雛鳥を連れて街中を闊歩する様子が時折ニュースになる。これは見物人が多い場所を敢えて移動場所に選ぶ事で、カラスなどの天敵を寄せ付けない為の行動だと言われている。