原作だとコミックス第3巻に収録されている「ミチビキエンゼル」というエピソードに登場する。
概略
手にはめるパペットのような形状をしていて天使のような姿をしている。言葉を話すことが出来、左手にはめて相談をするとその者にとって的確と思える判断を返してくれる。
エンゼルの言葉は使用者以外には聞こえないというご都合主義的な機能もある。
ただし、このエンゼルの出す答えは基本的に使用者のみが得をする答えしか返さない。時にはその結果で他人に迷惑をかけることがある。
例:
のび太「いつまでも家に居座っちゃしずかちゃんに迷惑だ。何かいい方法ないかしら」
エンゼル「アカンベエなさい」
(数秒後)
のび太「怒って追い出されたぞ!」
エンゼル「ほれ見なさい。これで帰れますよ」
そして一度はめたら使用者の意志で外すことが出来ず、外すためには誰か別の人に外してもらう必要があるという厄介な仕様である。また、指示に逆らおうとすると噛みついたり殴りかかったりして妨害してくる。とにかく厄介である。
原作ではイマイチ役に立たなかったが、ゲームボーイで発売されたゲーム『ドラえもん 対決ひみつ道具!!』では活躍している。
この作品では開始時点でドラえもんがほとんどのひみつ道具を失ってしまっているのだが、残ったミチビキエンゼルは名前通りドラえもんを導いてくれる。