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狩猟の神、ナイレアの編集履歴

2018-01-19 23:10:41 バージョン

狩猟の神、ナイレア

しゅりょうのかみないれあ

狩猟の神、ナイレアとはTCG『マジック・ザ・ギャザリング』背景ストーリーに登場する神格の一柱である。

概要

テーロス次元の神の一柱で、短弓エフィクシスと、四季に対応した4本の矢の入った矢筒を所持する緑のマナに関連する女性の大神。容姿は人間に近いが、髪は葉のようになっている。


よそよそしく用心深い性格であり、獰猛で動物的な一面を持つが、友人に対しては陽気な姿を見せる。季節の移り変わる時期は彼女の気まぐれに左右される。


狩猟、季節、森の神。狩猟を司ることから捕食と飢えに、季節を司ることから変質と再生に関連付けられる。


森の守護者としての義務を負い、勢力を拡大しようとする人間から手つかずの自然を守っている。彼女の領域を脅かした者は速やかにその報いを受ける。彼女はパーフォロスと同盟を結んでおり、浄化が必要なとき、あるいは人間が野生の奥深くまで侵入してきたときには、森に火を放つことも厭わない。


彼女が認めているのはあくまでも捕食のための狩りであり、娯楽のための狩りではない。彼女の祝福を受けずにニストスの森で狩りを行う者は、彼女自身の手で殺される。彼女は野生であれ家畜であれ、人間たちが生き物への庇護といたわりを見せることを好む。


カード性能

エキスパンション:『テーロス』で単色の神が5柱の「大神」、『神々の軍勢』『ニクスへの旅』二つあわせて多色の神が10柱の「小神」サイクルとして収録された。


狩猟の神、ナイレア

マナコスト(3)(緑)
カードタイプ伝説のクリーチャー エンチャント — 神
パワー/タフネス6/6
能力破壊不能
あなたの緑への信心が5未満であるかぎり、狩猟の神、ナイレアはクリーチャーではない。(あなたの緑への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(緑)の数に等しい。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーはトランプルを持つ。
(3)(緑):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。

・トランプル ―攻撃しているこのクリーチャーは余剰の戦闘ダメージを防御プレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができるという能力。


信仰心が溜まると実体化する仕様のカード。信心についてはニクソスを参照。


緑と言えば優秀なサイズを持つクリーチャー達であり、そのサイズを十全に活かすためにはうってつけである。自身が持たないのはやや惜しいと言える。

起動型能力は、緑恒例の1ターン限定パンプアップ系の強化。その系統の呪文の優秀処は多くが1マナ呪文に対し4マナとは多少重いが、繰り返し使える強力さを考えると致し方ないと言ったところか。

緑は軽量から重量までクリーチャーを初めとするパーマネントを複数並べるのが得意な色であるため、このカードはサイクル中でもかなりクリーチャー化しやすい部類に入る。このことから4マナ6/6+αのクリーチャーであることを前提とした運用もしやすくなり、神ならではの不安定さも払拭できる。クリーチャー主体のデッキならば採用しやすいだろう。


エフィクシス

こちらも『ナイレアの弓』という名前のエンチャント兼アーティファクト・カードで収録された。


ナイレアの弓

マナコスト(1)(緑)(緑)
カードタイプ伝説のエンチャント アーティファクト
能力あなたがコントロールする攻撃クリーチャーは接死を持つ。
(1)(緑),(T):以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
・飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。ナイレアの弓はそれに2点のダメージを与える。
・あなたは3点のライフを得る。
・あなたの墓地にあるカードを最大4枚まで対象とし、それらをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く

・接死 ― この能力を持つクリーチャーと戦闘したクリーチャーは破壊されるという能力。


ナイレアが四季を司る女神なので4つのモードを持つアーテファクト兼エンチャントとなった。

攻撃クリーチャーに付加する接死は、対戦相手にブロックをためらわせる。緑の得意なトランプルと合わせることで凶悪な性能となるだろう。もちろん、設定上のこの弓の持ち主であるナイレアとの相性は抜群。一方で攻勢に回れない押されている状況ではやや腐るが、その時は起動型能力が状況の打開に役立つ。


起動型能力の春のモードは、+1/+1カウンターによるクリーチャーの成長。一回の修整値は決して大きくないものの、繰り返し使える+1/+1カウンターの設置は強力。緑ならば戦場にクリーチャーを切らさないことも難しくないので、積極的に使っていくモードになるだろう。


夏のモードは、嵐を起こして飛行クリーチャーにダメージを与える。2点というと地味なようだが、飛行クリーチャーは平均的なサイズがそう大きくないため、これでも十分に除去になりうる。また見えている脅威のため、対戦相手に攻撃やブロックをためらわせる効果もある。


秋のモードは、ライフ回復という収穫をもたらす。3点の回復は決して小さいものではなく、同程度のクロックで殴り合っている局面ではダメージレースをひっくり返せる。また、このモードの存在によりこのカード自体がどんな状況でも完全に腐るということはありえなくなる。


冬のモードは、越冬や冬眠さながらにカードが墓地からライブラリーに戻る。一度墓地に落ちたカードを再利用できる可能性があるのはありがたいが、戻してそのままではゲーム中にもう一度使うのは難しい。サーチやシャッフル手段と併用するとよいだろう。もちろんこれ単体でもライブラリーアウト戦略への対処法にはなる。


起動型能力のいずれのモードも単体で戦況をひっくり返すほどのものではないが、状況を見極め適切に運用していくことで長期的に大きなアドバンテージを得られる地味に便利な1枚である。


関連タグ

MTG

テーロス

伝説のクリーチャー

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