ブラッド=デュプレ
ぶらっどでゅぷれ
CV:小西克幸
「傷つけてほしいんだろう?罰を待つ目をしている」
プロフィール
名前 | ブラッド=デュプレ(Blood Dupre) |
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年齢 | 26~29歳(便宜上) |
身長 | 185cm~190cm |
血液型 | B型(便宜上) |
二つ名、役職 | 帽子屋、マフィアのボス |
所属 | 帽子屋屋敷 |
概要
QuinRose発売の乙女ゲーム『ハートの国のアリス』シリーズの登場人物の一人。
登場作は『ハートの国のアリス』『クローバーの国のアリス』『ジョーカーの国のアリス』『おもちゃ箱の国のアリス』『アニバーサリーの国のアリス』。
モチーフは『不思議の国のアリス』で終わらないお茶会を続けている『いかれ帽子屋(The Mad Hatter)』。
『帽子屋ファミリー』と呼ばれるマフィアのボス。所属は帽子屋屋敷。ハートの国では三つ巴の領土争いの一陣営として存在している。
武器はマシンガン。非戦闘時はステッキに擬態させている。
アリスの元家庭教師兼昔の恋人と瓜二つというほど容貌や声が酷似している。
非常に気紛れで気分屋な性格。退屈を嫌い、自分を楽しませてくれるあらゆる物事を好む。退屈から解放され面白くなるならば緻密に完璧に練り上げた仕事の計画をも自ら穴だらけにしてしまう。部下達にとってはいい迷惑だが、本人はそれすらも楽しんでいる節があったり。退屈凌ぎのために敢えて自分の身を危険に曝す事もままあるらしい。余所者のアリス=リデルは己を退屈させない面白い少女という認識で接している。
退屈や暇を厭う反面、進んで物事に着手するのを面倒がる。常に気怠そうにしており話し方も態度もだるだる。その影響はブラッドの部下(マフィアの構成員)であるメイドや使用人の役なし達にもあからさまに及ぶほど。
また結構な自分本位で、エリオットがブラッドへの好意で砂時計で夜にした行動を「昼の三時のお茶会ではなくなった」と激怒し、エリオットが吐血するほどの力でステッキで腹を突いた。その理不尽な我侭はアリス曰く「女王様みたい」。
芝居がかった優雅な振る舞いや広大な領土を所有する事からアリスに貴族の人間かと思われていた。
恋愛ルートでは他キャラに比べて断トツで手が早い。また他の攻略対象のルートにも度々現れるが、その辺りはマフィアのボスや帽子屋ファミリーの保護者といった立ち位置が多い。自分のルートのストーリーもあり、ユーザーからは「他キャラ攻略ルートでの方がカッコいいかもしれない」と言われる事も。
非常に独占欲や嫉妬心が強く、公式小説で軟禁を、『おもちゃ箱の国のアリス』原作ルートでは(ライターは違えど)アリスの幽閉を実行するほどである。
好きな物は紅茶と薔薇。特に紅茶に関してはマニアの域を通り越し紅茶狂い。『ハートの国のアリス』の舞踏会直前イベントで、ハートの城で出されるオリジナルブレンドの紅茶に恍惚とするのは序の口。面倒臭がりな性格から一転、きらきらと瞳を輝かせ嘗てないほどの饒舌っぷりで蘊蓄を披露した際の「フラワリー・オレンジ・ペコー」はある種の迷言。その我の忘れっぷりはアリスが心の中で怖がるほど。
屋敷の庭で腹心のエリオット=マーチらと共によく夜のお茶会を楽しんでいる。口では何かと言うが己の部下は信頼しており、特にエリオットに関しては偽悪者ぶりはするが「あいつになら背後から撃たれても仕方ない」と断言するほど強い信頼を置いている(「エリオットが大好きなのね」とアリスが言うと否定されるが)。
嫌いな物はにんじん。エリオットにしつこくにんじん料理を振る舞われた結果、オレンジ色の料理を視界に入れる事すら嫌悪するようになった。そのため大嫌いなにんじん菓子が茶菓子で出た時は専らエリオットやアリスに押し付け、紅茶を楽しむ事のみに専念している。
PC版『ジョーカーの国のアリス』発売前の人気投票では2位。